社員のアンケート結果は好評だった。でも、なぜか手放しで喜べなかった。
そんな経験はないでしょうか。終わった後にふと頭をよぎるのは「社長はどう思っただろう」という問いだったりしませんか。
社内イベントの担当者なら、一度はこの感覚を味わったことがあるはずです。社員満足と経営層の満足、この「2つのゴール」を同時に達成することが、社内イベントを本当に成功させるための鍵です。
この記事では、社員にとっても経営層にとっても「やってよかった」と思えるイベントを設計するための考え方と実践ポイントをご紹介します。
社員も経営層も満足した事例が気になる方は、まずこちらをご覧ください。
社員総会・キックオフ・表彰式・アワード成功事例集
社内イベントには、実は二種類の評価軸が存在します。
1つは参加者(社員)の満足度。体験の楽しさ、会場の雰囲気、プログラムの充実などですこれらはアンケートで数値として可視化されやすい評価です。
もう1つは、経営層の満足度。こちらは数値化しにくく、「経営メッセージがちゃんと伝わったか」「組織の一体感が生まれたか」「投資に見合う効果があったか」という視点から評価されます。
問題は、この二つの評価軸が必ずしも一致しないことです。社員に「楽しかった!」と言ってもらえるイベントと、社長が「やってよかった」と感じるイベントは、設計の出発点から異なります。
社員満足は「体験の質」、経営層満足は「目的の達成」。両者を同時に設計に組み込むことが、本当の意味での成功に近づく第一歩です。
実際の現場では、どちらか一方に偏ったイベントになってしまうケースが多く見られます。
懇親会や体験型コンテンツが充実しており、参加者のアンケートスコアは高い。しかし終わってみると「楽しかったけど、何のイベントだったっけ?」という状態に。経営層からは「お金をかけたわりに、何が変わったの?」という声が上がってしまいます。
社長のスピーチや経営方針の説明が長く、参加者は受け身になりがち。「また同じような内容だった」「参加した気がしない」という感想が広がり、次回以降の参加意欲が下がってしまいます。
どちらも「失敗」ではありませんが、両方の満足を引き出せていない点では不完全なイベントといえます。
では、どうすれば二つの満足を同時に実現できるのでしょうか。重要なのは以下の3つのポイントです。
「社長の意向」は、聞かないと分かりません。しかし多くの担当者は、忙しい経営層へのヒアリングをためらいがちです。
大切なのは、「何を話してほしいか」ではなく「このイベントを通じて社員に何を感じてほしいか」という問いを投げかけること。抽象的な意向を具体的な言葉に落とし込むことで、プログラム設計の方向性が定まります。
社長が伝えたいメッセージを、ただ「聞かせる」のではなく「体験させる」設計にすることがポイントです。
たとえば「チームワークを大切に」というメッセージなら、グループワークやチーム対抗のアクティビティを通じて自然に体感させる。「会社のビジョンを共有したい」なら、ビジョンに紐づいたストーリーをビジュアルや映像で演出する。
こうした工夫が、社員の「自分ごと化」につながります。
終わってから評価されるのを待つのではなく、「このイベントが成功したとき、どんな状態になっているか」を事前にすり合わせることが重要です。
「社員が経営方針を自分の言葉で説明できるようになっている」「参加後に部署を超えたコミュニケーションが生まれている」など、具体的なイメージを共有しておくことで、担当者も迷わず設計できます。
こうした設計を実践した企業の事例は資料にまとめています。社員総会・キックオフ・表彰式など形式別にご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
こうした設計を自社だけで行うのは、思った以上に難しいものです。経営層へのヒアリング設計、メッセージの演出方法、当日の進行、それぞれに専門的なノウハウが必要です。
イベント支援の専門会社が提供する価値は、「運営の代行」だけではありません。経営層の意向を引き出すヒアリング設計、社員の反応を高める演出の提案、そして「両方が満足できる」プログラム構成の経験値、これらを組み合わせることで、担当者一人では辿り着けないクオリティのイベントが実現します。
「どんなイベントにしたいか」より先に「何を達成するイベントにするか」を一緒に考えてくれるパートナーを選ぶことが、成功への近道です。
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