みなさまこんにちは。ブイキューブの菊地 類(きくち・るい)です。ビジュアルコミュニケーションのエバンジェリスト、プロデューサーとして、主にEdTech(教育ICT)、ワークスタイル変革、地方創生などのテーマを担当しています。今後これらの分野にまつわる記事を執筆していく予定です。よろしくお願いします。

 

さて、eラーニングが当たり前に使われるようになった昨今。いつ、どこからでも好きな時に学習コンテンツにアクセスできるという利便性がある一方で、その完了率が課題視されている例も少なくありません。

今回はこの課題を解決する策についてまとめてみます。

MOOCの広がりに見るe-ラーニングの普及と課題

数年ほど前から話題になっているMOOC。一流大学の授業をオンラインで誰もが受講できるその仕組みですが、ネットで検索すると、修了率が10%を切るような低い数値になっている事が課題の一つとしてあげられています。

 

より広い範囲の人々が自由に講義を受けられるようになった一方で、その完了率は低迷している。継続するかどうかも本人の意思にゆだねられる仕組みであるため、当然といえば当然のことなのかもしれません。

ですが、例えばこれが教育機関や企業内教育で利用されているeラーニングだとした場合、限定されたメンバーに対して、ある程度の拘束力をもって実施されているとしても、そのコンテンツ単体に対する習熟度はあまり変化が無い可能性があります。実際に行われている授業と違い、録画やテキストコンテンツは緊張感や双方向性に欠ける為です。

参加者の100%が5日間の断食を成功させたその秘訣

学習の継続率を高める方法として、二つの要素が重要だと考えています。ひとつは学習コンテンツが「体験型」であること。もうひとつは同じ課題をもった「仲間」が存在すること。

前者は次回以降の記事でご紹介するとして、今回は後者、同じ課題をもった「仲間」の存在、そのコミュニティを形成する方法についてご紹介していきます。

 

ここで仲間の存在が継続を産んだ例として、私の「断食」体験の話をします。私は昨年10月より今年4月に至るまでの間に、毎回最低5日間の断食を5回体験しました。2015年10月に75キロだった体重は現在60キロを切るまでになりました。この記事を書いている今も、実は断食10日目です(笑)。

 

断食をするに至ったのは「太りすぎて奥さんに怒られた」というお恥ずかしい理由なんですが、そろそろ真面目にダイエットしようと思っていたところに、友人が断食のコーチとして独立し、渡りに船とばかりに申し込みました。

 

一般的に苦行とも捉えられる断食を成功させた秘訣は、断食を成功させたいという意志を持った仲間と、そのコミュニティの存在だったと捉えています。

 

実はこの断食プログラム、専用の施設に入るなどといったことは一切ありません。皆が仕事をしながら断食を実践していきます。いわばオンライン断食といったほうがわかりやすいでしょうか。SNSでグループを作り、コーチ役からの指導や参加者からの相談もすべてSNS上でやり取りがされます。このコミュニティは一度も会ったことがない人達で形成され、にも関わらずSNS上では様々なやりとりで盛り上がります。

 

合宿などで強制的にコントロールされる断食であればともかく、日々一人で取り組む断食では、単純に強い意志を持っているだけでは乗り越えるのは難しいでしょう。ひとりであればサボれますし、サボったことも誰にもばれません。何よりも、日々体験する、これまで感じたことのない体調変化やその不安を相談する相手もいません。

 

しかし私が参加したグループでは、同じような課題や不安を抱えたメンバーと、日々SNSを使って連絡を取り合い、お互いを励ましあったりすることができた。これが断食成功の何よりの秘訣だったと感じています。


現在このオンライン断食コミュニティでの断食にトライされている方は150名を超え、1名インフルエンザで脱落した以外は全員5日間の断食を成功させていると聞いています。

「プライベートのSNSアカウントを共有する」というハードルを越える仕組みが必要

断食からeラーニングに話は戻りますが、学習の継続性を高めるという課題においては、同じ課題をもった仲間とそのコミュニティの存在が重要であることは、断食と同じと見て良いのではと考えています。

 

ここで問題になってくるのがプライバシーの問題です。私の断食の場合は、紹介を中心とする参加者でしたので個人プライベートのSNSのアカウントでグループを作れたのですが、規模を拡大したり、企業のサービスとして行う場合は個人のSNSを共有したくないという人が出てくるという問題が出てきます。個人で利用しているSNSのアカウントを、突然できた知り合いに共有するのを避けたい人も少なくないはずです。

 

そこで必要にってくるのは、プライベートアカウント以外のSNSの構築です。しかも企業が運営するとなると管理者が管理できる、メンバーがプライベートで使用しているSNSではないツールとアカウントの必要になってくるはずです。LINEによるいじめ行為などが問題視される昨今、管理する立場の者が、誰と誰がつながり、どんなやりとりをしているかを管理出来ることは非常に重要になってきます。

 

またPCやWebサイトにアクセスして見るツールの場合には、なかなかリアルタイムに発信することが出来ません。Webサイトにアクセスしてコンテンツを見ていくという「能動的」でないとならないコミュニケーションの方法ではなく、モバイルでリアルタイムに通知を受け取ることができるということも継続性においては重要で、必須の条件になると思います。

 

こういった課題を解決できるツールとして、ブイキューブでは「V-CUBE Gate」というチャットツールをご提供しています。

そのコミュニティ専用で使える、安心・安全のチャットツール「V-CUBE Gate」とは 

ここで突如自社のサービス紹介になるのですが、お客様に本当に便利に使ってもらっているので、簡単にご紹介させてください。ちなみにこの「V-CUBE Gate」、基本無料でお使いいただけます。

 

さて、「V-CUBE Gate」の特長ですが、まず、管理できること。管理者権限により、グループの設置やチャットの履歴閲覧が行えるので、誰が誰とどんなやりとりをしているかを管理できます。個人のSNSでは情報漏えいなどを追いかけるのが困難ですが、Gateであればそもそも外部とつながらないように管理できたり、万が一の際にチャットやファイル共有の履歴を追うこともできます。

 

次に、個々人が使っているSNSアカウントを必要としないこと。コミュニティや学習グループなどの運営母体が「V-CUBE Gate」の管理アカウントを持っていれば、参加メンバーはフリーのメールアカウントなどを新たに作成し、「V-CUBE Gate」のアカウントを付与してもらうことができます。

 

これにより、プライベートで使用しているSNSではない、かつコミュニケーションを安心、安全に行えるコミュニティが形成できるのです。

企業が安心して導入できるビジネスチャット V-CUBE Gate


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