社内イベントにも活用できる!企業のユニークな福利厚生をご紹介

求職者が企業を選ぶときに「福利厚生」を重要視することも多いのではないでしょうか?日本社宅サービスの調査によると、給与に次いで福利厚生を重視するという回答が得られたそうです。また、企業側も従業員の定着率の向上、モチベーション向上、他社との差別化のため福利厚生のさらなる活用の検討をされていることが多くなってきているのではないでしょうか?

では一体どのような福利厚生が従業員に喜ばれるのでしょうか。
今回は、会社イベントに関する福利厚生に注目し、従業員の定着率・モチベーションを向上させるユニークな実例をご紹介します。

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そもそも福利厚生とは?

福利厚生は大きく2つに分けられます。社会保険料などの「法定福利厚生」、従業員への手当や福利厚生サービスなどの「法定外福利厚生」です。「法定福利厚生」は、企業として基本的な雇用保険などが当たります。一方「法定外福利厚生」は、住宅手当や社内イベントなど自社での提供や外部委託サービスを使用して従業員へ提供するものとなります。今回のイベントに対する福利厚生はこの「法定外福利厚生」に当てはまります。では実際にどのような「法定外福利厚生」を各企業は取り入れているのでしょうか?
実例と共にご紹介していきます。

実際に企業が取り入れているユニークな福利厚生とは?

ウェディングパーク 「カレーファミリー制度」

日本最大級の結婚式場口コミ情報サイトなどの運営を行っているブライダル会社のウェディングパーク。新入社員のために福利厚生を活用しています。具体的には、新入社員+先輩社員の3人で部署横断の家族をつくり、カレーを食す会を開催しています。このようなイベントを定期的に行うことで、まだ会社に定着しきれていない新人社員には相談等する良い機会ともなり、モチベーションアップや帰属意識向上にも繋がります。

レバレジーズ 「無料朝ヨガレッスン」

WEB事業を行うレバレジーズでは、早朝に週2回ヨガレッスンを無料で開催しています。朝からすっきりできるとともに、社員間で共通の話題もできコミュニケーションも図れます。心身ともにリフレッシュし、仕事の効率が上がるという声も上がっているそうです。

 アシックス 「スポーツ休暇」

各種スポーツ用品等の製造および販売を行うアシックスでは、社内でのイベントではなく休暇を取得してもらい、自身や家族、知人の参加同行や地域、団体のイベント支援スポーツなどに参加できる制度を実施しています。社外でも楽しんでもらうことで、仕事へのモチベーションアップにも繋がります。

Sansan株式会社 「Know me!」

クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売を行うSansan株式会社では、他部署で過去に飲んだことがないメンバーと、3名の飲み会費用に対し、会社から一定金額の補助が出る制度を取り入れています。「飲む」「私を知る」の2つの意味をもつ制度名で、社員もキャッチーなネーミングのため誘いやすく活用されています。他部署とのコミュニケーション向上により、有益なアイデアが生まれ事業活性にも繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?様々な福利厚生で、様々な企業が社員の定着やモチベーション向上に繋げていけるように工夫をしています。しかし、費用面や運用方針も検討する必要があり、単に他社の福利厚生を真似するだけではうまくいきません。また、ユニークな福利厚生以外にも、表彰式や研修で同じ効果を得られる場合もあります。企業ごとに課題や目的に沿った福利厚生を見つけながら、他社との差別化を図り、企業側だけの満足ではなく従業員にとってプラスになる投資、そして最終的には従業員満足と企業の生産性向上につながるような施策を行っていくことが重要です。

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著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。

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