「ただの豪華な飲み会」で終わらせない。周年イベントの内製化が陥る「構造的な罠」と、プロ活用で得られる2つのメリット

「社員の手作りで、温かい周年イベントにしたい」
「自分たちで企画することで、結束力を高めたい」

周年記念イベントにおいて、内製(インハウス)での実施を検討される企業様は非常に多く、その想い自体はとても素晴らしいものです。実際、社員の方々が汗をかいて作り上げたイベントには、外部には出せない独特の熱量が宿ります。

しかし、多くの企業様からご相談をいただく中で、残念ながら「ある共通の後悔」を耳にすることが少なくありません。

それは、「当日は楽しかったけれど、終わってみれば『ただの豪華な飲み会』だったね」という感想です。

なぜ、一生懸命準備したのに、経営メッセージが伝わらず、一過性の宴会で終わってしまうのか。今回は、内製化が陥りやすい「構造的な罠」と、それを回避するための「外部パートナーの賢い活用法」について解説します。

「すべてを外注して、よそよそしいイベントにはしたくない」。その想いはとても重要です。 ブイキューブのイベント支援は、企画の丸投げだけでなく、社内メンバーの熱量を活かしながら「足りない部分だけ」をプロが補う形でのサポートも可能です。「内製化の良さを残しつつ、失敗のリスクを減らしたい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

内製化が「飲み会」になってしまう構造的な理由

担当者の能力不足ではありません。社内の人間だけで企画・運営をする場合、どうしても以下の「構造的な壁」にぶつかってしまうのです。

1.「社内政治」と「忖度」で企画が丸くなる
「社長の話は削れない」「あの部署も登壇させないと角が立つ」。社内の人間が企画すると、どうしても配慮が優先されます。結果、総花的でメリハリのない構成になり、本当に伝えたいメッセージが埋もれてしまいます。

2.「共通言語」への甘え(内輪ウケ)
社内では「言わなくてもわかる」ことが多いため、説明が省略されがちです。しかし、その「阿吽の呼吸」は、新入社員や中途入社者には通用しません。一部の古参社員だけが盛り上がる「内輪ウケ」は、組織の一体感を逆に損なうリスクがあります。

3.「運営タスク」への埋没
ここが最大の問題です。事務局は、会場手配、お弁当の個数管理、移動手段の確保など、膨大な「ロジスティクス(運営業務)」に忙殺されます。「どうメッセージを伝えるか」を考えるべき脳のメモリが、「どう滞りなく進行させるか」に奪われてしまうのです。

 

記事にある通り、会場とのやり取りやマニュアル作成といった膨大な運営タスクは、担当者様の時間を大きく奪います。 「企画は自分たちで考えるから、当日の運営や機材手配だけ頼みたい」。そのようなご依頼も可能です。社内の工数をどれだけ削減できるか、まずは費用の目安を確認してみませんか?

外部パートナーを活用する「2つの明確なメリット」

では、すべてを外部に丸投げすべきでしょうか?必ずしもそうではありません。社内の熱量を残しつつ、イベントの質を高めるためには、外部パートナー(イベント会社)の機能を「部品」として賢く使う視点が重要です。

大きなメリットは以下の2点です。

メリット①:プロの視点で「目的」から「企画」へ翻訳できる

私たちプロが入る最大の意義は、「客観性」と「翻訳力」です。「今の会社の課題は何か?」「周年を経て、社員にどうなってほしいか?」という抽象的な目的(Why)を徹底的にヒアリングし、それを具体的なプログラムや演出(What)に落とし込みます。

また、第三者の視点が入ることで、社内のしがらみにとらわれず、「その目的のためには、この要素は削りましょう」「この部署には今回は裏方に回ってもらいましょう」といった、効果を最大化するための建設的な提案が可能になります。

メリット②:運営タスクを切り出し、社員は「想い」に集中できる

前述の通り、プロではない社員の方が、数百人規模の進行管理やリスクヘッジを完璧に行うのは至難の業です。会場との折衝、台本制作、機材の手配といった「運営タスク」を外部に任せることで、事務局の皆様は**「企画の中身」や「社員への想い」を練り上げることにリソースを集中**できます。

「手足」となる業務はプロに任せ、社員の皆様は「頭と心」を使う業務に専念する。この役割分担こそが、内製の温かみと、ビジネスイベントとしてのクオリティを両立させる鍵となります。

まとめ

周年記念イベントの内製化は、社内の熱量を高める素晴らしい選択肢ですが、同時に「目的の希薄化」や「運営業務による疲弊」といったリスクも孕んでいます。自分たちだけで抱え込まず、プロの力を「賢く」借りることが、成功への近道です。

当社のイベント支援サービスでは、「企画の壁打ち相手になってほしい」「当日の運営と進行管理だけ任せたい」といった、部分的なサポートも柔軟に対応可能です。もちろん、開催目的の策定から当日の演出・運営までトータルでのサポートも承ります。

「どこを外注すれば一番効果的か知りたい」という段階でのご相談も大歓迎です。まずは下記より、お気軽にお問い合わせください。

「プロに頼むと費用が高いのでは?」と懸念されている方も、まずは簡易見積もりでコスト感と、削減できる社内工数を把握してみませんか?

山本脩太郎
著者情報山本脩太郎

ブイキューブのはたらく研究部 編集長?部長? 2018年株式会社ベーシックに新卒入社。 インサイドセールスを経て、マーケティングメディアferretの編集部でインタビュー記事を中心とした企画・執筆などを担当。 同時期に数社のコンテンツマーケティング支援・インタビュー取材を経験。 2020年3月に株式会社ブイキューブに入社。

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