社内イベントでエンゲージメントを高める具体的な施策とは?
長らく続いた緊急事態宣言が明け、新しい年を迎え徐々に日常が以前のように変化しています。
各企業がwithコロナと向き合い、ニューノーマルな働き方へと転じている最中なのではないでしょうか。
そんな折、エンゲージメントをいかに高めていくかという点が大きな課題としている企業も多くなっています。
このような声を受け、今回は企業イベントを累計45,000件超手掛けてきたしてきたイベモンが提案する「エンゲージメントを高める社内イベントの活用方法」をご紹介いたします。
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エンゲージメントとは
そもそもエンゲージメントとはいったい何を指しているのでしょうか。
「エンゲージメント」は、従業員がその会社に対して「愛着」や「思い入れ」といった会社との繋がりを意味します。
つまり、愛社精神です。
この部分を高めることで
「この会社に貢献したい」というモチベーションアップに繋がり、ひいては
「この会社で、自分は○○のようになりたい」などのビジョンが見えてくるようになります。
従業員一人ひとりが自発的に未来を見据え、その会社で最大限のパフォーマンスを発揮したいとひたむきに働いてくれることほど、企業にとって心強いものはありません。
エンゲージメントとは、企業の発展にとても重要なポイントであることが再認識できます。
では、このエンゲージメントを高めるにはどうすべきでしょうか。
エンゲージメント向上に社内イベントを有効活用する
エンゲージメントを高めるため、新たな取り組みの導入や制度の一新など様々な工夫が考えられます。
しかしながらそういった大規模な改革には時間も工数もかかり、すぐ実施が出来るわけではありません。
そこで活用できるのが「社内イベント」です。
各企業様で様々な社内イベントを行っているかと存じますが、そのイベントは果たして最大限に有効活用が出来ていますでしょうか。コロナ禍において、社内イベントを中止にせざるを得ない現状に問題を抱えている企業様も少なくはないのではないでしょう。
実は社内イベントは、内容や演出を工夫するだけで、ただ開催していたものがとても意味のある投資になりえるのです。
社内イベントと一口に言っても様々なイベント内容がありますが、どのイベントにも共通してエンゲージメントを高める効果は得られます。
エンゲージメント向上の工夫3選
工夫1:グループコンテンツでコミュニケーション促進
コロナ禍においても社員同士が交流できる術はないかと、初のオンライン社内イベントを行うこととなりました。
オンラインのイベントは対面イベントと違い、相互コミュニケーションを取ることが難しいとされます。そこで取り入れたのが「グループコンテンツ」です。
いくつかのグループに分け、その中で交流することで普段出来なかったパーソナルな会話や、ゲームを通じて結束を深めることが出来ます。
コミュニケーションの促進は、エンゲージメントを高めるために最も重要なポイントといっても過言ではありません。
縦横斜めの関係性を構築することで、自然とその会社への愛着が芽生えます。
愛社精神を築くために人間関係の構築は切っても切り離せません。
工夫2:新入社員にスポットライトを当てた社員総会
ニューノーマルな働き方改革により、完全リモート勤務となっている企業も多く存在します。
これにより、近年入社社員と既存社員との関係が希薄になり、交流はおろか名前と顔が一致しないという悩みも多くご相談をうけます。
同じ部署間や元々交流のあった社員同士でもコミュニケーションがなかなか取れない中、新入社員に至っては交流のきっかけすらなく関係構築はより難しいものとなります。
そこで、毎年行ってきた社員総会のコンテンツを工夫して、新入社員にフォーカスを当てた「新入社員紹介」を行いました。
各自パワーポイントを使って自己紹介シートを作成してもらい、イベント当日にそれを投影しながら自己紹介をしていただきます。
さらに、その後の懇親会では、新入社員と既存社員が交わるよう編成されたグループで行います。
自己紹介を一度行うことで、双方が会話のきっかけを作りやすくすることが出来るようになったのです。
コロナ禍において、一番エンゲージメント向上が必要な新規入社社員ですが、日々の勤務でなかなかそういったケアサポートまで回らないものです。
社内イベントを一つ工夫するだけで関係性が構築され、エンゲージメントを高めることが出来ます。企業にとって貴重な人材になりうる新入社員のエンゲージメントを向上させ、さらなる事業発展へのきっかけとしても効果が見込まれます。
工夫3:グリーンバックを利用したバーチャル背景を使った表彰式
エンゲージメント向上させるために、表彰式を行っている企業も少なくありません。
だからこそ、コロナ禍でも中止にせずオンラインで行う方も増えています。
ただ一方で、オンラインにしたからこその悩みも多く、「特別感がなく参加者が飽きてしまう」というご相談も受けます。
対面と違い、オンラインですとなかなか臨場感も出せず淡々と表彰を進めていくだけで特別感も醸成しづらいことが多いです。
そこで「バーチャル背景」を演出に加えることで、参加者に新鮮さを感じさせ、特別感を高めることができます。
例えば、パワーポイントを使って表彰内容を大きく映し出し、ワイプで表彰者を映し出せば表彰の情報が勝ってしまい表彰者の承認には欠けます。
しかし、バーチャル背景を利用して人物を大きく映し出すことで、その熱量を視聴者に伝達することが出来るのです。
1つのテレビ番組を見ているかのような臨場感を生み出すことで参加者の集中力も高まり、さらには賞の偉大さも演出することが可能になるのです。
これにより表彰者のエンゲージメントを高める効果はもちろんのこと、非受賞者へのモチベーションアップにも繋がるのです。
社内イベントの準備について、より詳しく知りたい方向けに「成功する社内イベントのつくり方ガイド」を提供しています。社内イベントの企画・準備・振り返りにぜひお役立てください。
エンゲージメントを高める社内イベント5種
「社内イベント」を効果的に使うことでエンゲージメントの向上を図ることができます。
エンゲージメントを高める効果のあるイベントを5種類ご紹介いたします。
① 社員総会(キックオフ)
目的:会社の方針の発表・意識の共有をすることで、働く意義を明確にし、エンゲージメントを高める
注意点:雰囲気が固くなりやすく、参加者の満足度を高めにくい
▼事例紹介「2021伊吹会総会(株式会社 リカーマウンテン様)」
オンライン社員総会ならではのスピーディーな展開 バーチャル背景やテロップ等の配信ならではの演出
▼事例紹介「FY22 Kickoff Online Meeting」(TD SYNNEX株式会社様)
新しい社名でのキックオフミーティング 「方針の共有」と「感謝の伝達」に注力
② 周年イベント
目的:会社の歴史・節目を感じてもらいつつ、各会社の課題を解決するコンテンツを用意し、エンゲージメントを高める
注意点:「周年らしさ」が感じさせるコンテンツを用意する
▼事例紹介「50周年 記念祭(エムアールエス広告調査株式会社様)」
記憶に残るオンライン記念祭にしたい 50周年の節目に社内コミュニケーションを強化
③ 懇親会
目的:社員同士のコミュニケーション不足を改善し、従業員間の関係性を高め、エンゲージメントを高める
注意点:「ただ楽しむこと」が目的になりやすい、年齢層が広くなると企画設計に工夫が必要
▼事例紹介「FOR REST(ワークスモバイルジャパン株式会社様)」
団体戦ゲームを2つ取り入れたオンライン懇親会 コミュニケーション不足解消へ向けた施策
④ 内定式・内定者懇親会
目的:内定者に内定者同士、または先輩社員との関係性を構築してもらいつつ、会社の理解を深めてもらい、エンゲージメントを高める
注意点:内定者の緊張を緩和する企画設計・配慮が必要
▼事例紹介「オンライン内定式(UTグループ株式会社様)」
参加感を強めたオンライン内定式 オンラインの強みをコンテンツにて最大限生かす
最後に
いかがでしたでしょうか?
エンゲージメントを高める具体的な方法を、事例を交えいくつかご紹介させていただきました。
弊社は上記の内容を企業様に合った形でイベントのご提案をさせていただきます。
企業様の抱える問題や背景を伺い、より良いイベント作りを一緒に考えます。
社内イベントについてお考えの際は、是非一度無料のカウンセリングをご検討ください。
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