あの番組を会社でも?ビジネスコンテストで実現する「新たな事業の柱」と「従業員のやる気」

近年、YouTubeの「令和の虎」やNewsPicksの「メイクマネー」などの公開型ビジネスピッチ番組が注目を集めています。これらの番組は、起業家が自らのビジネスアイデアを魅力的にプレゼンテーションし、それに対して投資家たちが鋭い指摘や称賛を通じてリアクションを示すスタイルが特徴です。視聴者にとっては、ビジネスの現場をリアルに感じられるエンターテイメントであると同時に、新たなビジネスの価値を学ぶ貴重な機会ともなっています。

これらの番組の構図は、起業家対投資家という形がメインですが、実は似たような取り組みが企業内にも存在します。それが「ビジネスコンテスト」です。

ビジネスコンテストは、従業員が新たなビジネスアイデアを提案し、それを上司や専門家が評価する形で進行します。多様化とスピードが求められる現代のビジネス環境において、こうしたコンテストは社内リソースを活用して新しい事業の可能性を模索する場として機能しています。さらに、単なる新規事業の発掘にとどまらず、従業員の成長、モチベーションの向上、そしてエンゲージメントの強化にも寄与する効果が期待できます。

【無料ウェビナー】新規事業と組織イノベーションを生むビジネスコンテスト

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少人数精鋭のスタートアップから、大企業まで。今、多くの企業が「社員一人ひとりの能力を最大限に引き出す」という考え方に注目しています。

今回のセミナーでは、社員のモチベーションを向上させながら、会社の売上・効率化に繋げるコンテストの事例を多数ご紹介します。

社員の才能を爆発させ、企業の成長を加速させる秘訣を、ぜひこの機会に手に入れてください。 

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日本企業が抱える課題:イノベーションを起こせない&人材流動性の高まり

近年、「日本企業はイノベーションを生み出せない」と指摘されることが増えています。

しかし、実際には多くの企業にイノベーションの種は存在しています。ただ、その種が日常業務の忙しさに埋もれ、十分に育てられる機会が失われているというのが現状ではないでしょうか。従業員が新しい発想を持っていても、それを実現するための場や支援が整っていなければ、それらは次第に消えてしまいます。

さらに、この状況は人材流動性の高まりとも密接に関連しています。転職が当たり前となった現代では、キャリアアップや新たな挑戦を求めて別の企業へ移ることは珍しくありません。特に、企業内で成長の機会ややりがいを感じられなければ、優秀な人材は簡単に他社へ流れてしまいます。

こうした課題を解決するための有効な手段の一つが、社内ビジネスコンテストです。ビジネスコンテストは従業員が自身のアイデアを発表する場を提供し、同時にそれを具体的な事業として進めるチャンスを与えます。これにより、企業は埋もれがちなイノベーションの種を発掘するだけでなく、従業員のやる気や自己実現の欲求を満たすことができます。その結果、離職率の低下や企業全体の活性化につながるのです。

ビジネスコンテストがもたらす3つの価値

社内でビジネスコンテストを開催することは、単なるアイデアの発掘にとどまらず、組織全体に大きな価値をもたらします。以下では、その代表的な3つの効果について解説します。

1. 次の事業の柱を発掘する

ビジネスコンテストは、新たなサービスや商品の開発を促すだけでなく、既存事業をさらに発展させる方法を見つけるきっかけにもなります。これにより、組織が待ち望んでいた「次の一手」が、意外な部門や従業員から生まれる可能性が広がります。普段、事業企画の最前線に立たない社員でも、新鮮な視点やアイデアを提供することで、会社の未来を大きく変えることができるのです。

2. 従業員を成長させる

コンテストに参加するプロセスそのものが、従業員の成長を促します。アイデアを練り上げ、それを明確に伝えるためにプレゼンテーションを行い、フィードバックを受けてさらに改善する。この一連の過程は、課題解決力やコミュニケーション能力を高める貴重な機会です。さらに、審査やメンタリングに関わる側も、さまざまな視点や新しい考え方に触れることで学びを得られるため、組織全体での成長が期待できます。

3. エンゲージメント向上とDE&Iの推進

ビジネスコンテストは、多様な部門やバックグラウンドを持つ社員が一堂に会し、アイデアを出し合う場です。このような取り組みを通じて、社内のコラボレーションが活性化します。特に、DE&I(多様性・公平性・包括性)を意識したビジコンは、誰もが「自分らしさ」を発揮できる環境づくりを後押しします。これにより、従業員のエンゲージメントが高まり、組織全体の活力が向上するのです。

成功のポイントは“参加しやすさ”と“上層部のコミット”

参加しやすい設計

多忙な日常業務の中で、従業員が負担なく参加できる仕組みづくりが求められます。応募のプロセスをシンプルにするだけでなく、必要な情報やテンプレートを提供することで準備のハードルを下げることが重要です。また、応募からプレゼンまでの期間を十分に確保し、業務の合間でも無理なく進められるスケジュール設計を行うことで、より多くの従業員が参加しやすくなります。

明確なフィードバック体制

コンテストの質を高めるためには、外部メンターや社内のキーマンによる具体的なフィードバックが欠かせません。これにより、参加者は自らのアイデアを客観的に見直し、ブラッシュアップする機会を得られます。フィードバックは単なる評価ではなく、次のステップへのガイドとなるようにすることで、参加者のモチベーションや学びを最大化します。

上層部のコミットメント

ビジネスコンテストを単なるイベントで終わらせないためには、上層部の積極的な関与が不可欠です。受賞アイデアを実際のプロジェクト化に結びつけるには、役員や事業部長の後押しが必要です。

具体的には、優れたアイデアに対してリソースを割り当てる方針を明確に示したり、プレゼンの場に上層部が直接参加することで、従業員は「会社が本気で取り組んでいる」と感じられるでしょう。

無料ウェビナー「新規事業と組織イノベーションを生むビジネスコンテスト」

ビジネスコンテストの企画や運営について、ウェビナーで詳しくご紹介します。

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プログラム

  • なぜ今社内コンテスト・ビジネスコンテストが必要なのか
    • 新規事業の加速と社員モチベーション
  • コンテストの効果とは
    • 売上向上、コスト削減。新規サービス・商品の開発。組織活性化、人材育成
  • 他社の成功事例を学ぶ
    • 大手企業でも導入するコンテストを紹介
  • 社内コンテスト・ビジネスコンテストを成功させるポイント
    • 事例から読み解けるポイントを解説

こんな人におすすめ

  • 社内コンテストやビジネスコンテストの企画に興味がある方
  • 他社の取り組みを知りたい方
  • コンテストを実施することで効果を得たい方

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「新たな事業の柱」と「従業員のやる気」を同時に育てるビジコンに

ビジネスコンテストは単なる新規事業の発掘を超え、企業内でのイノベーションを促進し、従業員の成長やエンゲージメント向上を実現する非常に有効な手段です。特に、日本企業が直面する課題である「イノベーション不足」や「人材流動性の高まり」に対して、具体的かつ実践的な解決策を提供します。

重要なのは、単なるイベントで終わらせず、組織の長期的な成長や活性化を見据えた仕組みとして定着させることです。参加しやすい設計や明確なフィードバック体制、そして上層部のコミットメントが成功の鍵を握ります。

ブイキューブでは、ビジネスコンテストの企画や運営をサポートしています。参加したくなる企画設計から、開催方式に合わせた演出まで、成功に向けたトータルサポートを提供しています。ビジネスコンテストの企画・運営に関するお問い合わせはこちらよりお問い合わせください。

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少人数精鋭のスタートアップから、大企業まで。今、多くの企業が「社員一人ひとりの能力を最大限に引き出す」という考え方に注目しています。

今回のセミナーでは、社員のモチベーションを向上させながら、会社の売上・効率化に繋げるコンテストの事例を多数ご紹介します。

社員の才能を爆発させ、企業の成長を加速させる秘訣を、ぜひこの機会に手に入れてください。 

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山本脩太郎
著者情報山本脩太郎

ブイキューブのはたらく研究部 編集長?部長? 2018年株式会社ベーシックに新卒入社。 インサイドセールスを経て、マーケティングメディアferretの編集部でインタビュー記事を中心とした企画・執筆などを担当。 同時期に数社のコンテンツマーケティング支援・インタビュー取材を経験。 2020年3月に株式会社ブイキューブに入社。

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