全社員総会などでのプレゼンで、従業員の嫌いな10のこと
誰しもがスティーブジョブスのような夢のあるプレゼンテーションが出来ればいいのですがそうも行かないのが現実です。特に日本人には苦手な人も多いと思います。
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世のエグゼクティブたちは、全社員の胸に響くプレゼンテーションしたいと常に思っているのではないでしょうか。
米国大手PRコンサルタント会社のレーガンコミュニケーション社が表題の「社員大会などでのプレゼンで従業員の嫌いな10のこと(10 things employees hate about town halls)」というブログを更新しています。
タウンホールミーティングの後でサーベイを取ったその結果だそうです。プレゼンだけに限らず、イベント全体に関しての不評な事例を挙げています。
ちなみに私はどれもイベントやセミナーでやったことのあることばかりで、今後気をつけなければと、反省しています。
10. 物理的に無理のあるイベント
「たとえば、東京本社で全社員大会があって、全国の拠点からは出張が必要で参加できない」
最近は出張費の抑制などでなかなか参加できないと思います。このような際にライブ配信が無いと共有できない社員のフラストレーションはとてもたまります。
また、グローバルな企業で時差がある場合にはライブ配信があったとしても深夜2時からの配信には付き合えないですよね。
9.最悪なパワーポイント
「小さい文字でまったく詳細が読めない。」
「色合いも何もかも醜いパワーポイント。」
よくありますよね。
8. 時間管理がひどい
あるスピーカーが時間を大幅にオーバーして、残りのスピーカーが時間短縮で話すなんて、想像しただけでひどいイベントですね。
7. 退屈なプレゼンテーション
これは日本人がもっとも苦手なところでしょうか。ジョブスやTedでのプレゼンのように行きたいですね。
6. 話すポイントが多すぎる
「社長の言っていることは散漫すぎて何をいっているかわからない」
「MBAレベルの内容で従業員向けではなく、投資家やボード向けの内容では?」
重要なポイントをわかりやすく伝える技術もありますよね。
5. 毎回同じ内容
「前回とほぼ一緒の内容。参加する必要なかった。」
日が違うだけで、内容に代わり映えがしないと次から参加しなくなりますね。
4. 意味の無いコンテンツ
「すべて前に聞いたことがある内容。誰かが言ってたことで、目新しいことは何も無い」
手厳しい意見ですね。
3. 偽りの質問
「プレゼンターが何か会場で聞いて手を上げさせるけど、予定調和で意味がない。」
「あらかじめ質問者を仕込んでおいてその質問だけしか出ない」
これも大変手厳しい。しかも私も経験ありますね。
2.一方通行
「インタラクティブ性が何もない。」
「双方向な質問や交流の工夫が無い。」
質疑応答の時間がたった5分では議論なんてできないですよね。
1.モチベーションの向上にまったく寄与しない
「悪いニュースしかない。これは辞めさせたいの?」
「この会社がどこへ向かうのか、希望が持てない」
リーダーは常に明確なゴールを提示して従業員たちを鼓舞し、夢や希望を与える役目がありますよね。
そんなあなたにはこのビデオでもみて勉強しましょう。
ウィル・スティーヴンによる 「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」