「現場」の状況をリアルタイムに把握する方法
工事や保守の“現場” にいる担当者が、タブレットやスマートフォンを使って、事務所の関係者と行うビジュアルコミュニケーション。現場(フィールド)での業務に活用していただくことから、ブイキューブではこうした利用シーンを「フィールドワーク(現場業務)」活用と呼んでいます。
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フィールドワーク活用のメリット
「フィールドワーク」にビジュアルコミュニケーションをお使いいただくと、以下のような効果が期待できます。
- 工事進行や保守業務の効率化
- 現場と事務所などにいる関係者との“コミュニケーションの質の向上”
たとえば、次のような利用シーンの課題に効果的です。
事務所にいる関係者と 現場担当者との打ち合わせ |
工事の進行確認や保守点検 | |
---|---|---|
現状 | 事務所の関係者が現場に赴き、打ち合わせを行う。その他の情報伝達は電話とFAXがメイン。現場の写真を撮ってメールで送ることも。 | 担当者が現地に赴き、確認や点検を行っている。トラブル発生時は電話で関係者に連絡する。 |
現状の課題 | 事務所の関係者の、移動時間やコストといった負荷がかかる。さらに電話やFAXでは、情報が音声のみ、文字のみになってしまい、情報が不足気味。 | 責任者が立ち会わないと進められない工程の場合、業務がストップしてしまうことも。 トラブル発生時は、連絡拠点になる担当部の負担が大きく、情報共有に時間がかかってしまう。 |
導入後の効果 | 事務所の関係者と現場担当者をWeb会議でつなぐことで、事務所の関係者に負担をかけず、打ち合わせができる。映像や音声、資料も共有できるので、コミュニケーションの質が高まる。 | 責任者は遠隔で状況把握ができるので、業務の滞りを防げる。 トラブル発生時は現場の状況をリアルタイムに関係者と共有でき、担当者の負担も軽減される。 |
さらにこんなメリットもあります。
・人材育成にも使える
新人の現場担当者の場合、一人で現場を任せることが難しいケースも考えられます。ビジュアルコミュニケーションを利用することで、ベテランの方が遠隔から指導することが可能です。また、熟練技術者の作業の様子を、遠隔から若手が見学すれば、技術伝承にも役立ちます。
・作業証跡を残せる
Web会議を使うことで、証跡を残す効果も。たとえば、現場業務が進行するにつれて隠れてしまう部分(地中の基礎部分や配筋など)を録画して、記録として残すことに利用できます。
関係者で情報を共有し、適切な判断を速やかに行うための、"現場" をつなぐコミュニケーションをぜひご検討ください。
フィールドワーク提案のスペシャリストは語る
<担当者からのメッセージ>
ブイキューブ営業 岡林 利宗は社会インフラ、鉄道、製造業界などにおいて、運用に乗りやすく、業務を効率化させるビジュアルコミュニケーションの提案を行っています。
「フィールドワークにおける活用はまだ始まったばかり。今後、広がっていくことが予想されます。もともと、事務所どうしの拠点間会議にWeb会議やテレビ会議を導入しようとお問い合わせをくださったお客さまに、現場活用を提案さし上げると、興味・関心を持っていただけることがよくあります。事務所間の遠隔会議、事務所と現場間での遠隔会議、どちらも活用いただくことで、ワークスタイル変革を実現された企業様もおられます。また、ウェアラブル端末やドローンと組み合わせれば、フィールドワーク活用の可能性はさらに広がります。
ブイキューブのサービスは、スマートフォンやタブレット端末を利用でき、直感的に使いやすく、簡単に接続できるので、フィールドワークに適しています。自社に合った、現場でのご活用をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。」
導入事例紹介
1万4000台のタブレット端末を支給し、現場での活用を推進。社内会議・拠点間会議という使い方の他に、メンテナンスや工事における現場での導入で働き方を変革しました。