オンラインイベントの成功事例6選!ケース別のおすすめツールも紹介

オンラインイベントのメリットは、実地開催では集まることができない遠方の人でも参加できたり、リアルタイムに参加できない人にも後日共有できたり、会場費などのコストを抑えて実施できたりするところにあります。

こうしたメリットを享受できるようにイベントを準備するためには、まずは成功事例を把握し自社にポイントを取り入れていくことが重要でしょう。

そこで今回は、オンラインイベントの成功事例を6つご紹介します。

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地方の学会をオンラインで開催|一般社団法人電子情報通信学会様

一般社団法人電子情報通信学会さま事例

電子技術、通信技術および情報技術の領域において約3万人の会員から構成される同分野で日本最大の学会、電子情報通信学会では、新型コロナウイルスの感染拡大で学会をフルオンライン化しました。

これまでにも1対nの基調講演などをオンライン会議ツールで実施してきましたが、少人数の研究者がテーマごとに集まって議論するセッションが開催しづらいことや、入室前に中の様子が分からないことが、オンラインイベントの課題となっていました。

そこで、オンラインイベントスペース「EventIn」を導入することで、複数の小規模セッションを実現しながら、「お試し視聴」機能で入室前に画像と音声を確認して入室しやすさを担保し、セッションへの参加率や回遊率を大幅に向上させました。

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社内イベントを動画でオンライン化|トヨタ自動車東日本株式会社様

トヨタ自動車東日本株式会社さま事例

5つの拠点を有するトヨタ自動車東日本では、拠点間のテレビ会議での動画資料共有や、トップメッセージの共有など、社員教育への動画活用に課題がありました。そこで、企業向け動画配信プラットフォーム「Qumu」を導入し、動画資料やトップメッセージなどをタイムリーに簡単に共有できるようになりました。

それだけでなく、新車のラインオフ式のライブ配信も行い、これまで会場で行っていて場所の問題から参加人数が限られていたところを、多くの人が社内イベントに参加したり視聴したりできるようになりました。動画配信によって、社内の一体感の醸成に貢献しています。

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ハイブリッド型バーチャル株主総会|株式会社ワコム様

株式会社ワコムさま事例

液晶ペンタブレットなどを提供するワコムは、これまで実地のみで開催していた株主総会を、2020年は株主とのコミュニケーションの深化も図りながら、感染症拡大へ対応するためにオンライン参加型とリアル開催のハイブリッド型で開催しました。

ブイキューブの「ハイブリッド型株主総会」を利用し、オンラインでの株主総会を、映像や音声を途切れさせることなく安定的に配信することに成功しました。専用アプリケーションのインストールも不要で、株主も簡単にアクセスできています。

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サテライトオフィスの誘致フォーラムをオンライン開催|和歌山県庁様

和歌山県庁さま事例

地域の雇用促進などを目的に県外企業の誘致政策を推進してきた和歌山県では、サテライトオフィスのメリットや魅力を発信してきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年はオンライン配信に変更することになりました。

そこで、サテライトオフィスの誘致フォーラムを、専用スタジオの用意からライブ配信までワンストップで実現する「V-CUBE セミナー」を活用してオンラインで開催しました。360度カメラでサテライトオフィスの各所を事前に撮影し、参加者がオフィス内をくまなく見ることができるように準備していたことも、効果的な集客につながりました。

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地元企業による合同会社説明会をオンライン化|北九州市役所様

北九州市役所さま事例

北九州市では、他県への人口流出が大きな課題となっています。UIターンの促進や市内での就職を支援する中で、地元企業の合同説明会を例年、会場で対面形式で実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で開催が危ぶまれる状況になり、2020年は急遽オンライン開催に変更しました。

撮影からライブ配信、コンテンツ動画の配信までを可能にする「V-CUBE セミナー」の専門スタッフによるサポートサービスも活用し、事前準備から当日の撮影、撮影した動画のオンデマンド配信までも専門スタッフが対応できるように。

リアル会場よりも採用活動が全体的に高効率化されています。

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入社式をオンライン開催|コニカミノルタ株式会社様

コニカミノルタ株式会社さま事例

複合機やプリンター、医療機器、計測機器などを開発・製造する電気機器メーカーであるコニカミノルタでは、全国的な非常事態宣言も見込まれていたため、2020年4月の入社式の実地開催を見送ることとなりました。

そこで、もともと全社員向けのキックオフなどのイベントを「Qumu」の活用でオンライン化していた経験を活かし、「Qumu」を用いたオンライン入社式を開催。本社から映像を中継して配信することで入社式のオンライン化を実現しました。

5,000人を超える全社員向けの配信にも対応しており、動画や音声が途切れることなくスムーズな配信を実現しています。

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シーン別「EventIn」「Qumu」「V-CUBE セミナー」の活用法は?

今回の成功事例で登場したオンラインイベントのツールをご紹介します。

ブースを自由に移動できる「EventIn」

Eventinサービスサイト

EventIn」は、企業と参加者が出会い交流できるオンラインイベントプラットフォームです。

従来のオンラインイベントでは、交流を促すことが難しく、参加者も自由にブースを行き来して、出会いの数を増やすことができないのが課題です。「EventIn」なら、ブースごとに参加者が自由に行き来できるだけでなく、お試し視聴機能で入室前に画像と音声でブース内の様子を確認できます。

これにより、より参加者の交流が増え、企業にとってもより情報提供の場が増えやすくなります。参加者とのコミュニケーションを重視するなら「EventIn」がおすすめです。

Webセミナーを成功させたいなら「V-CUBE セミナー」

V-CUBE セミナーサービスサイト

V-CUBE セミナー」は、Webセミナーのライブ配信やオンデマンドコンテンツの配信ができるクラウド型配信サービスです。配信サポートや専用スタジオがあり、最大10,000拠点に配信できるのが特徴です。

オンラインイベント初主催で不明点があったとしても、ブイキューブの配信スタッフがブイキューブのスタジオからオンライン上でリアルタイムにサポートします。シンプルなインターフェースなので、Webセミナーの開催もスムーズにできます。

動画で情報共有をしたいなら「Qumu」

Qumuサービスサイト

Qumu」は、企業内で使用される動画を簡単に作成し配信できる、動画配信プラットフォームです。

経営トップのメッセージや製品・サービスのアップデート情報を迅速に届けていくには、動画が伝わりやすい一方、手軽に作れないところが課題でした。

「Qumu」であれば、誰もが簡単にスライド連動コンテンツなどを作成できるだけでなく、Zoom会議を収録してオンデマンド配信もできます。セキュリティ管理やアクセスコントロールなども可能で、閲覧者を制限しながら情報共有が可能です。

 

まとめ|まずはオンラインイベントの目的や条件を定めよう

今回はオンラインイベントの成功事例をご紹介しました。

オンラインイベントと言っても、参加者とのコミュニケーションや双方向性を重視したものや、講義形式のWebセミナー、動画配信と、形式はさまざまです。

いきなりツール導入を検討するのではなく、オンラインイベントの目的やゴール、成功のために必要な条件を洗い出し、どのような機能がついたオンラインイベントツールであればよいのか、を検討するようにしましょう。

ブイキューブ
著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。

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