原稿データだけで自分のアバターがプレゼン?ブイキューブが活用を進める「バーチャルヒューマン」とは

ブイキューブでは「生成AIを活用して社内外に新たな価値を創出する」をミッションにとした新たな商品研究・開発部門が設立されました。

具体的には、最先端の生成AI関連情報を社内外へ提供し、その知見を基にしたプロトタイプの開発と発信を行います。また、生成AIを活用した他社のプロダクトを弊社のサービスに統合することで、さらなる価値の提供を目指しています。

このブログを通じて、活動の進捗や成果を定期的にお伝えしていきますので、ぜひご期待ください。

第1回目のテーマは「バーチャルヒューマン」です。

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バーチャルヒューマンとは

バーチャルヒューマンは、実際の人物のスキャンデータから生成された3Dデータと、原稿から音声データを生成する「Text To Speech(TTS)」という技術を組み合わせたサービスです。

バーチャルヒューマン図解

この技術を使うことで、自分にそっくりなアバターが、自分の声で原稿を読み上げることが可能になります。まるで本人がその場で話しているかのような自然な動きと声で、プレゼンテーション動画を作成できます。

以下の動画は実際のバーチャルヒューマンのデモ動画です。
※ぜひミュート解除をしてご覧ください

 

この動画は当社CTO亀﨑の3Dデータと音声データを使って作成したもので、この動画内で亀﨑が話している音声は、テキストデータから生成された音声データです。

バーチャルヒューマンの特徴

バーチャルヒューマンは、最初に顔のスキャンと学習用の音声データの収録をすれば、原稿のテキストデータを用意するだけで、簡単にプレゼンテーション動画を作成できます。そのため、下記のような大量の動画を作成する際に、少ない工数で動画を作成できます。

【バーチャルヒューマンの活用シーン】

  • 社内イベント
  • 株主総会(動画による報告プレゼンテーション)
  • 研修用動画
  • 商品説明動画

今後の展望

バーチャルヒューマンは今後、ハイブリッド型配信スタジオ等での、実際の人物との掛け合いができる機能などの開発を進めています。例えば、イベント参加者からの質問にバーチャルヒューマンがリアルタイムで回答できるようになるなど、双方向でのコミュニケーションの実現を目指しています。

サービス提供の現状

現時点では、バーチャルヒューマンは正式なプラン化はされていませんが、スポットでご提供をしていますので、詳細が気になる方は下記よりお問い合わせください。

山本脩太郎
著者情報山本脩太郎

ブイキューブのはたらく研究部 編集長?部長? 2018年株式会社ベーシックに新卒入社。 インサイドセールスを経て、マーケティングメディアferretの編集部でインタビュー記事を中心とした企画・執筆などを担当。 同時期に数社のコンテンツマーケティング支援・インタビュー取材を経験。 2020年3月に株式会社ブイキューブに入社。

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