PayPal社は90秒のビデオで世界中の従業員間を繋ぐ
「PayPalは常に従業員の時間をリスペクトしている」
PayPal社が毎週社内向けにリリースしているビデオシリーズ「PayPal in 90 Seconds,」がPR Dailyの2013年度のビデオアワードを受賞しています。
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米国PR大手のRagan Communication社がこのことについてBLOGで触れています。(原文サイトはこちら)
実はペイメント業界の世界的大企業であるPayPal社では、世界中の13000人の従業員たちは常に、断絶を感じていたそうです。
サーベイの結果では、企業のビジョンや、取締役の名前はおろか顔も知らない従業員が多いことを示していました。
そこではじめられたのが、冒頭で紹介した「PayPal in 90 Seconds,」シリーズです。従業員間をつなぎ、彼らの貢献を世界中に知らしめる為です。
90秒にこめる思い
この「90秒間」に3から5の従業員をフィーチャーしたトピックスを詰め込み、企業のビジョンを毎回こめています。
社内コミュニケーションチームは、FacetimeやSkypeで従業員をインタビューし、ラップトップで編集しテンポの良い音楽と軽妙なナレーションでビデオを作製します。
この実験は大成功して、ビデオは金曜の朝に毎週e-mailで北米だけでなく、アジア、ヨーロッパ各国へ配信されます。
QUMUがこのビデオ配信プラットフォームが提供しサポートしています。世界中にAkamaiなどのCDNとインテグレーションし配信しています。
実験は成功、いまでは毎週のイベントに
おおよそ6000人から7000人が毎週ビデオを見ており、フィードバックもポジティブなものが寄せられています。
コールセンターのリーダーは毎週のチームミーティング(30分)で必ず見せているそうです。
(コールセンターでは従業員の時間がとても厳しく管理され、彼らのPCにはスピーカーがない為だそうです。)
親会社であるeBay社のビデオディレクターある、Ryan Burnham氏へQumuがインタビューしていますのでこちらの動画ご覧ください。eBay社が社内のコミュニケーションをどのように考えているかがよくわかります。
eBay社ケーススタディ
「PayPal in 90 Seconds,」のサンプルビデオがyoutubeにあがっていますので、シェアします。参考までにどうぞ。