ウェビナーツール比較7選。自社に合ったツール選定のポイントは?
ウェビナーを成功させるには、自社に合ったツールを選択しすることが重要です。そのためには、ウェビナーツールの種類や特徴、選び方を知っておく必要があります。
本記事では、ウェビナーツールの種類・形式を整理してご紹介し、具体的なウェビナーツールを紹介します。
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ウェビナーの種類・開催形式
ウェビナーには、さまざまな配信形態があり、大きく配信の形式と場所によって分けられます。
まず、配信の形式としては、視聴者が同時刻で視聴する「リアルタイム配信」と予め録画した動画を配信する「オンデマンド配信」に分けられます。
リアルタイム配信であれば、ウェビナー参加者と主催者が同時刻に参加しているので、リアルタイムに質疑応答やコメントを受け付けるなど、コミュニケーションを取りやすいという特徴があります。
オンデマンド配信であれば、主催者はウェビナーの撮影・編集に集中してより良い動画を作成でき、視聴者はいつでもどこでも何度でも動画を視聴できます。また、リアルタイムで配信したウェビナーを録画して、あとからオンデマンドとして配信することも可能です。
ウェビナーの場所は、開催場所が外部会場(会議室)なのか、専用スタジオなのか、によって分けられます。
外部会場から配信・撮影する場合、一部の参加者のみ実地会場で参加し、他の参加者は動画を視聴する形式で開催できます。一方の専用スタジオからウェビナー配信する場合は必要な機材などが整っている環境で快適に配信できます。
それぞれのパターンで特徴を見てみましょう。
会場LIVE配信型(リアルタイム×外部会場)
外部会場(会議室)からリアルタイムで配信するウェビナーでは、一部の参加者が実地の会場から参加し、その他の参加者はリアルタイムで配信映像を視聴して参加する形式です。
一方通行な配信ではなく、双方向にコミュニケーションを取れる点が特徴で、質疑応答が発生したり、参加者側から発言が生まれたりする内容のイベントを開催するのにぴったりです。
会場LIVE配信型のメリットは、オンラインでの参加を希望する人と、オフラインでの参加を希望する人が同時に参加できるという点にあります。オフライン参加者はもちろん、オンラインで視聴している人もリアルタイムで参加をしているので、リアクションの把握や質疑応答なども行いやすく、双方向でのコミュニケーションが可能です。
何よりも実際に参加している人がいる会場からの配信となるので、オンラインで視聴している人にも会場の雰囲気が伝わりやすい配信ができます。
デメリットとしては、運営はオンラインとオフラインの双方に気を配る必要があることです。リアルイベントの接客はもちろん、オンライン上でのチャット対応など、業務が増えてしまいます。
会場にお客さんがいると目の前のお客さんの方に意識が行きがちで、オンライン参加者が置いてきぼりになりやすい傾向があります。オンラインとオフラインをつなぐような人材配置をするとよいでしょう。
▼実施ウェビナー例
社外向け:採用説明会、決算説明会・株主総会、リモート記者会見、新製品発表会
社内向け:全社キックオフ、表彰式、社内勉強会、営業本部会
スタジオLIVE配信型(リアルタイム×専用スタジオ)
専用スタジオからリアルタイムに配信するウェビナーでは、配信に最適な環境でウェビナーを届けられる点が特徴です。しっかりと準備をし、合成やカメラの切り替えなど、こだわった表現をしたい場合におすすめです。
スタジオLIVE型のメリットは、機材などもしっかりとした配信に最適な環境から届けられる点です。オフラインの参加者もいないため、運営スタッフも配信のみに集中させることができ、スタッフ人数を抑えることができます。
またチャットツールや質問機能を使うことで、オンデマンドではできないリアルタイムで参加者からの質問にも答えることが可能です。
スタジオLIVE型のデメリットは、ライブ配信である以上、回線のトラブルが起こると配信できなくなってしまうという点です。ライブ配信をする際は、有線での回線確保はもちろん、モバイルルーターなども用意して、トラブルがあった時のためのバックアッププランが必要となります。
▼実施ウェビナー例
社外向け:顧客向けカンファレンス、顧客向け操作説明会、パートナー向けセミナー
社内向け:オンライン授業・講座、社内研修
会場オンデマンド撮影型(録画×外部会場)
外部会場(会議室)で予め撮影した映像を流す形式では、撮影時の様子をそのまま映像として記録し、配信できます。撮影時に外部会場に一部の参加者が集まり、質疑応答などの様子も録画できれば、参加できなかった人向けにアーカイブ配信としても使えます。
メリットは、会場にお客さんが入っている雰囲気が映るので、リアルな会場の様子が伝えやすいところにあります。またオンデマンドなので、撮影後に重要部分のみを切り出したり、テロップをつけたりなどの編集も可能です。
逆にデメリットは、リアルタイムではないため、オンラインからの質問に対応ができないという点です。会場撮影の前にオンラインで質問を募集するなどして、事前に対策をする必要があります。
▼実施ウェビナー例
社外向け:採用説明会、顧客向けカンファレンス、顧客向け操作説明会、パートナー向けセミナー
社内向け:オンライン授業・講座
スタジオオンデマンド撮影型(録画×専用スタジオ)
専用スタジオから録画して届ける形式では、ライブ配信ではできない作り込んだウェビナー動画を作成できます。例えば説明会やセミナー、社内研修といった、大事な箇所を何度も見たり、外部に展開して営業資料として使ったりしたい場合に有効です。
メリットは、撮影に適したスタジオで撮影できるので、見やすい動画が撮影できる上に撮影後に編集もできるので、重要部分を強調したり、不要部分をカットしたりと、視聴者に分かりやすく伝えることができます。参加者は必要な時に何度も見ることができ、動画を止めたり戻したりしながら見られるのも視聴者としてはうれしいポイントです。
デメリットとしては、配信側から参加者の様子が分からないため、参加者がどのくらい理解しているのか把握できないという点です。視聴後にアンケート回答を促すような仕組みを作る必要があります。
▼実施ウェビナー例
社外向け:採用説明会、顧客向けカンファレンス、顧客向け操作説明会、パートナー向けセミナー
社内向け:新規システムのマニュアル共有、社内研修、オンライン授業・講座
4つの配信方式を整理した表は以下の通りです。
メリット |
デメリット |
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会場LIVE配信型 |
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スタジオLIVE型 |
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会場オンデマンド撮影型 |
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スタジオオンデマンド 撮影型 |
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ウェビナーツールの比較8選
ウェビナーの種類や開催形式を押さえたところで、ウェビナーツールを8選をご紹介します。それぞれ特徴や機能、最大利用可能人数、料金、導入事例をまとめました。
V-CUBE セミナー
V-CUBE セミナーでは、年間5,000件の配信実績を持つブイキューブが、ウェビナー配信を完全サポートします。また、講師と配信スタッフが直接会うことなく配信できる点も特徴です。
特徴
- 1対n型の配信向き
- アプリのインストール不要、URLで簡単に入室可能
- 専用サポート、専用スタジオがある
- 高いセキュリティ
機能
- ライブ配信
- オンデマンド配信
- 画面共有
- アンケート
- チャット
- データ測定
最大利用可能数
10,000拠点(台)
料金
要問い合わせ
サポート
V-CUBEでは、年間約5,000件もの配信を実施しているプロフェッショナルスタッフによるサポートを行っています。配信中はもちろん、マニュアルや台本などの作成や配信テストの実施等の事前準備や、配信後の効果測定まで充実したサポートを受けられるのが特徴です。
実施ウェビナー例
- 和歌山県庁
サテライトオフィスを誘致するフォーラムをオンラインで開催しました。360度カメラなども使用し、誘致施設の紹介なども実施。効果的な集客につなげています。
- 株式会社大塚商会
IT機器やソフトウェア、ソリューションなどに関するオンラインセミナーを2010年より開催しており、今までに1,800コースを実施しました。参加人数は延べ3万人以上にも上っています。
【V-CUBEセミナーのユーザーレビュー・口コミ】
安井淳さんのV-CUBE セミナーに関するレビュー|ミナオシ 伊藤恵さんのV-CUBE セミナーに関するレビュー|ミナオシZoom ウェビナー
Zoom ウェビナーは、Zoomミーティングのオプション機能として利用できるウェビナーサービスです。視聴者登録やレポートなどのウェビナー運営に必要な機能が充実しています。
特徴
- 双方向型の配信向き
- 事前登録フォームの作成可能
- SFA・CRM・MAツールとの連携可能
機能
- オーディオ・画面・ビデオ共有
- チャット
- リアクション
- Q&A・アンケート
- 練習セッション
- レポート
最大利用可能数
- インタラクティブな参加者が100人まで
- 視聴専用の参加者は100人から10,000人まで
料金
Zoomミーテイングの有料プランを契約し、別途参加人数に応じたオプションプランを選択
*エンタープライズプランであればウェビナーオプションは標準機能で利用できます。
サポート
V-CUBEではZoomウェビナーの配信サポートも行っています。最大10,000人に向けたウェビナー配信が可能で、はじめてでも安心してウェビナーを開催できるサポートをご用意しています。
実施ウェビナー例
- 近畿大学
コロナ禍におけるオンラインでの授業体制を整えるためのサポートを行いました。学生、教員ともにITを使い慣れているわけではない中で、比較的使いやすいZoomを利用しての実施となりました。
- ディップ株式会社
求人サイトを運営しているディップ様の社内ミーティングやお客様とのWeb会議のための「Zoomミーティング」の導入をサポートいたしました。
EventIn
EventIn(イベントイン)は、主催者・出展者による進行管理と誘導が可能な、オンラインイベントのツール(プラットフォーム)です。バーチャル展示会やWeb講演会、オンライン商談会などさまざまなオンラインのイベントに使えるシステムとなっています。
特徴
- オンラインイベント・バーチャル展示会に最適
- 臨場感のあるイベント演出
- 出展者は動画・資料の展示から商談につなげることが可能
- 全体講演・ブースごとのセッション配信
- ブースの様子が一目でわかる
機能
- 質疑応答・挙手機能
- 参加者リスト・メッセージで交流
- 来場者データの取得
- フォームアンケート
- 参加者の事前登録・参加者情報の管理
- マルチデバイス対応
最大利用可能数
5000人
料金
要問合せ
サポート
年間5000回以上のイベント配信実績を持つブイキューブがサポートいたします。
実施ウェビナー例
グローバル人材に特化した求人・採用活動に関する企画提案を行っている株式会社ディスコ様。バイリンガル向けの就職オンライン合同説明会の一部をEvent Inで開催いたしました。
佐賀県で「SAGA IT FAIR」を運営している佐賀商工会議所様とともに、佐賀県最大規模のITイベントをEventInで開催し、基調講演と商談ブースをオンラインブース内に実現させました。
URL
Cisco Webex Events
Cisco Webex Eventsは、低コストで簡単にウェビナーを開催できるウェビナーツールです。高画質の映像を配信でき、参加者は端末の制限なくアクセスできます。成果をトラッキングできる機能も搭載しています。
特徴
- 高画質でビデオ視聴が可能
- 端末の制限なくアクセスできる
- プロモーションコードの利用で割引登録も可能
機能(集客レポート作成関連も追記)
- チャット
- リアルタイム翻訳・字幕
- リアクション
- Q&A
- 画面共有
- 使用状況レポート作成
最大利用可能数
1,000名
料金
要問い合わせ
サポート
標準パッケージでもイベント前、イベント中、イベント後にエキスパートからのサポートが受けられ、加えてプレミアムパッケージでは、コンサルティング、リハーサルのサポートまで受けられます。
実施ウェビナー例
千葉工業大学では、Cisco Webexを導入し、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド授業を実践しています。デスクトップ型やデジタルホワイトボード型など、多様なソリューションで様々な種類のオンライン授業をさせています。
白十字病院ではCiscono無線LANソリューションとともに、従来のビデオ会議機器の代わりにWebexを導入。Webexによるビデオコミュニケーションを病院移転時の患者移送にも活用しました。
URL
対象者の範囲、有効性、成果を向上させたいならCisco WebEx Event Center - Cisco
Cocripo(コクリポ)
Cocripoは、とにかく簡単でサポートつきのウェビナーツールです。ウェビナーに特化したツールで、参加者の入退場履歴やアンケートも確認できます。
特徴
- ウェビナーに特化したツール
- URLをクリックするだけで簡単操作できる
- 入退場履歴やチャット履歴、アンケート結果も管理可能
- 無料トライアルあり
機能
- 画面共有
- チャット
- アンケート
- 参加者情報の取得
- 管理・集客機能
- データダウンロード機能
最大利用可能数
- フリープラン:3人まで
- ビジネスプラン:100人まで
- エンタープライズプラン:300人まで
料金
- フリープラン:0円
- ビジネスプラン:月額33,000円
- エンタープライズプラン:月額77,000円
サポート
国内ツールであるCocripoは、操作マニュアルとお問い合わせに対するサポートを行っています。質問会も定期的に行っており、直接質問や相談をすることも可能です。
実施ウェビナー例
パナソニックグループの映像制作会社として、様々な映像コンテンツを制作しているパナソニック映像は、利用してリアルなセミナーやイベントが難しい中Cocripoを年間150件の配信をしています。
ビジネストラベルに特化した旅行会社であるJTBビジネスソリューションズは、経費精算のシステムとそれに伴う法律などの情報を提供するセミナーをCocripoで行っています。
URL
Fresh Voice Webinar
Fresh Voice Webinarは、業界初の挙手機能を搭載した、ウェビナーに特化したツールです。誰でも簡単に参加できるのが特徴で、アプリのインストールは不要です。
特徴・機能
- 最大3名まで同時双方向通話機能
- 録画・録音機能つき、サポートあり
- 最新圧縮技術WebRTCを活用
最大利用可能数
50人
料金
要問い合わせ
URL
ウェビナー(Webセミナー)ならフレッシュボイス ウェビナー
LiveOn
Live Onは、高音質・高画質で、簡単かつ手軽に始められるシステムです。Web会議やテレビ会議システムとして利用でき、ウェビナー開催用として録画・録音機能、出欠確認、アンケート実施・集計なども搭載しています。
特徴
- コールセンターやサポートセンターの呼び出し可能
- 無料トライアルあり
機能
- 資料共有
- ホワイトボード
- アンケート
- テキストボックス
最大利用可能数
150拠点
料金
- ASP版(クラウド/SaaS型):初期費用78,000円/1ライセンス、月額3,000円(税別)/ライセンス
- イントラパック版(オンプレミス型):サーバーソフト1,000,000円(税別)、クライアントソフトライセンス78,000円(税別)/ライセンス
サポート
全国どこからでもインターネット経由でお客様の操作画面の確認やリモートの操作、また反対にサポートセンター側の画面を見ながらサポートが受けられます。
実施ウェビナー例
長崎県下の医師会で行われる会議や医療従事者向けの研修会を離島に配信する際などにLiveOnを利用しています。音声の品質と柔軟なカスタマイズが行えることからLiveOnを選定しました。
京都中央信用金庫では、社内の研修や会議にLiveOnを活用しています。主催者側から参加者の設定を変更できる機能などを搭載しているため、他のツールで不便を感じた部分もクリアになりました。
URL
Web会議・テレビ会議システムなら日本製のLiveOn(ライブオン)
ネクプロ
ネクプロはマーケティング機能をもつウェビナーツールです。配信だけでなく申込フォームやアンケート、ステップメール などもネクプロ内で作成できます。また、視聴ログの活用によりマーケ施策を効果的・継続的に行えます。
特徴
- 開催側/視聴者側ともにブラウザで動作。アプリのインストールは不要
- 告知からフォローアップまで、ツール/プロセスを一括で管理可能
- 録画や資料を掲載できるメディアサイトを簡単に構築できます
- Salesforce などの SFA/CRM と連携が可能。視聴ログを有効に活用できます
機能
- ライブ配信、疑似ライブ、オンデマンド配信
- 画面共有
- チャット、アンケート、ライブ投票機能
- 申し込み管理
- 視聴ログ、データの取得
- データダウンロード
- マルチデバイス対応
- シングルサインオン対応
最大利用可能数
数万名規模の利用実績あり
料金
月額48,000円〜
サポート
集客から当日の運営、開催後のサポートまでフルサポートを行います。配信に必要な機材選定のお手伝いや、配信代行、休日も配信のサポートに対応可能です。
実施ウェビナー例
募集、アンケート、その後の参加者へのフォローなども1つのプラットフォーム上で行い、Adobe IDと連携しました。誰がどのような情報を欲していてどう動いたかなどを長期に渡ってデータを追うことができ、顧客のフォロー、今後のビジネス展開の方向に活用できました。
- 株式会社インテージ
視聴履歴を取得して興味・関心領域を把握することにより、視聴者満足度の高いオンデマンド配信を実現。また、Salesforceとの自動連携で視聴データの有効活用もできています。
URL
セミナー・イベントの開催・管理プラットフォーム|ネクプロマーケティング
イベント管理ツールの比較4選
EventHub
EventHubはあらゆるイベントを一気通貫で簡単に管理でき、イベントの成果を最大化するイベントプラットフォームです。
特徴
- イベント運営に必要な機能をワンストップに利用可能
- 手軽にリッチなオンラインイベントが運営可能
- 顧客や行動データを外部連携しマーケティング効果を最大化
機能
- 事前ページの作成
- プロフィールの作成
- ライブ・動画配信
- アンケート配信
- 参加者データの収集
- MA連携も可能
料金
明記なし(専用フォームにて詳細入力で見積もりが可能)
実施ウェビナー例
オンラインとオフラインのハイブリッド開催でのカンファレンスを実現しました。EventHubを用いることで、リアルとオンライン双方の参加者のストレスを削減することができました。
ウェビナー形式のユーザーア会を開催。EventHubを利用することで、参加者同士のコミュニケーションも促進され、イベント後のアクションが増加しました。
URL
すべてのイベントに成果と効率をUPさせたいならEventHub
eventos
eventosは国内実績最大級のイベントDXソリューションを提供しているイベントプラットフォームで、他にはないユニークな機能を多数搭載しています。
特徴
- 自社専用イベントプラットフォームでイベントをカスタマイズ
- 複数機能の一元管理
- イベント分析
- アプリ対応
機能
- マッチングチャット
- live配信・動画配信
- チケット・スタンプ・クーポン
- AR機能
- HTMLタグウィジェット
料金
月額 10万円~
実施ウェビナー例
東京ビッグサイトでのオフライン会場とオンラインでのハイブリット開催で「SCAJワールド スペシャルティ コーヒー カンファレンス アンド エキシビション2021」を開催しました。
FacebookなどSNSを使用した集客や、メール・WEBメディア・PRなどポートフォリオでの認知施策を行い前年度比265%の参加者を集めることに成功しました。
URL
E-VE!
セミナー・イベントをクラウド管理できるサービスです。申込フォーム、申込情報管理とクレジット決済ができ、有料イベントに最適です。
特徴
- イベント・セミナー開催を一元管理
- クレジットカードで事前支払い受付
- イベント情報から懇親会まで一気に案内・受付
- QRコード・スマートフォンでの受付が可能
機能(集客レポート作成関連も追記)
- 申込ページ作成(HTML・CSS使用、動画の差し込みも可能)
- 個別メール・自動リマインドメール配信
料金
初期費用55,000円(税込)
月額料金
プレミアム:33,000円(税込)
ベーシック:16,500円(税込)
パーソナル:5,500円(税込)
実施ウェビナー例
学習院大学大学祭「桜凛祭」がコロナ禍により予約制となったことで、E-VE!を利用しました。受付の際にスマートフォンのアプリでQRを読み込むことができるので、別途機材も必要なくスムーズな受付が可能になりました。
E-VE!ではZoomを利用したセミナーのサポート対応も可能。itm通販勉強会「デザイン」ではE-VE!にて申込受付を対応し、当日のZoom配信をE-VE!の運営部が担当しました。
URL
EventRegist
EventRegistはハイブリットイベントの統合管理を可能にするイベントプラットフォームです。
特徴
- リアルイベント・オンラインイベントの統合管理が可能
- 事前集金の決済も可能
機能
- イベントページ作成
- チケット販売(有料・無料)
- 来場者履歴・参加者データのダウンロード
料金
Basic:無料+チケット販売手数料(8%)
Basic+:50,000円+チケット販売手数料(8%)
Premium:利用機能により変動+チケット販売手数料(8%)
Enterprise:要問合せ
実施ウェビナー例
日本のJリート(不動産投資信託)市場の創設20周年を記念するシンポジウム「ARESマスターコンベンション/Jリート20周年記念シンポジウム」がEventRegistを利用してオンライン開催されました。
東京書籍株式会社が主催する6つのセミナーがEventRegistを利用してオンライン開催されました。EventRegistのインターフェースが分かりやすかった事が選定の決め手となったようです。
URL
ハイブリットイベントをもっと簡単にしたいならEventRegist
イベント管理ツール比較
特徴 |
料金 |
決済機能 |
データ管理 |
|
EventHub |
|
要お問い合わせ |
あり |
顧客や行動データを外部連携 |
eventos |
|
年間120万円~ (月額10万円~) |
あり |
ログデータ分析 |
E-VE! |
|
初期費用55000円+月額5500円~ |
あり クレジット代行 (決済連携無料) |
申込者の情報蓄積 |
EventRegist |
|
無料~ |
あり チケット 手数料8% |
来場者トラッキング |
最適なウェビナーツールを選定するポイント
自社に最適なウェビナーツールを選定するポイントを解説します。
明確な目標設定を行う
まず、ウェビナー開催にあたり明確な目標設定を行いましょう。目標がズレてしまうとツール選定にも支障が出ます。ポイントは「6W2H」を意識した目標設定で、なぜウェビナーを導入し、ゴールが何なのかをはっきりとさせることです。
- why(なぜ):イベントの目的が定まっているか?
- who(誰が):組織の誰が責任主体で、誰を関係者、協力者とするのか?
- whom(誰に):参加してほしいのは誰か?
- what(何を):イベント開催後のアクションを引き出すために必要なコンテンツは?
- when(いつ):どの時期、曜日、時間帯に開催・告知するか?
- where(どこで):参加しやすく、世界観を実現するために最適な場所はどこか?
- how(どのように):参加者が快適に楽しめるイベントの進行は?
- how much(どれだけ):予算はどれくらいか?
上記のポイントをしっかりと検討し定めておくことで、ウェビナーツールの選定も迷わず進められます。
ウェビナーを開催するにあたっての自社の準備状況を把握する
ウェビナー開催にあたって、自社がどこまで準備できているのかを把握しましょう。
必要最低限の機器や設備として、PCやWebカメラ、スピーカー、インターネット回線が挙げられます。また、ビデオカメラや三脚、照明、ストリーミングソフトウェアなどは、状況やイベント内容によって必要となります。
外部会場から配信するのであれば会場を押さえる必要があります。配信専用スタジオで撮影する場合でも、専用スタジオの場所探しや予約を忘れずに行いましょう。
このようにウェビナーにかける費用や人員を把握し、準備を進めていくことが大切です。
機能・サポート・費用を確認する
ウェビナー開催の目標設定を行い、必要な機能が洗い出すことができたら、目標達成に必要な機能やサポートがウェビナーツールに備わっているかを確認しましょう。
開催規模やアンケート機能、利用のしやすさ、サポート体制、顧客管理や参加者レポートの取得、イベント管理が簡単か、などは事前に調べて自社に合うものを導入することがポイントです。特に、ウェビナーの場合、配信中に映像や音声が途切れるトラブルなどが発生することがあります。スタッフがすぐに対応してくれるサポート体制があると安心でしょう。
また、ウェビナーツールは月額定額制のものが多いですが、中には従量課金制のものもあります。月に何度もウェビナーを開催するのであれば、月額定額制のほうがお得に利用できます。
無料トライアルを利用して、使い心地を確認する
機能やサポート体制を見ても絞れないときは、無料トライアルを利用して使用感を確かめていきましょう。
使い勝手や機能を比較するためには無料トライアルやデモがおすすめです。一部の機能が制限されていることがありますが、基本操作やUIについては無料トライアルで体験できます。
まとめ|自社の目的に合ったツールを選定しよう
ウェビナーの種類や開催形式を押さえた上で、ウェビナーツールと選び方をご紹介してきました。
自社のウェビナーに合ったツールを選定するには、各ツールの機能や特徴を知ることも重要ですが、それ以上にウェビナーの目的やゴール、かけられる費用や人員など内部の状況を把握することが準備段階で必要です。
目的やゴールがぶれてしまうと、良いウェビナーツールを選んだとしても、うまく使いこなせなかったり、目標に到達しなかったりと失敗に終わる可能性が高まります。まずは、ウェビナー開催目的や準備状況を把握するところから始めてください。