面白い!盛り上がる!オンライン社内イベント企画7選【成功事例】
主流になりつつあるオンラインイベントですが、これまでの記事でオンライン配信の方法や必要な機材などをご紹介してきました。それでは次に幹事の皆様が悩まれる部分とはどこか・・?それは企画です。
『コミュニケーションを促進させるイベントにしたい』
『エンゲージメントを高めたい』
などイベントには様々な目的があり、それを達成する為に幹事様は様々な企画を考えられています。
実際に弊社へご相談をいただく内容でも、「オンラインではどのようなゲームができるのか?何が盛り上がるのか?」といったご相談が非常に多いです。この記事では、主にゲーム企画について「個人戦」「団体戦」に分けて、ご好評いただき成功した過去事例を7つご紹介いたします。
参考にしていただくことで、参加してもらう従業員に「こんな企画をしてくれるんだ」「楽しい雰囲気を作ってくれるなんて」と言った感謝の気持ちを持ってもらい、会社のファンにしていきましょう。
ブイキューブでは、 社内イベントを成功に導くための事前準備や振り返りのポイントをまとめた資料「成功する社内イベントのつくり方ガイド」を提供しています。社内イベントの企画・準備・振り返りにぜひお役立てください。
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1.個人戦と団体戦の特徴
まずは個人戦と団体戦の特徴についてご説明いたします。
個人戦とは?
「参加者一人一人が順位を競って戦うゲーム形式」の事を指します。
オフライン(対面形式)でよく行われていたものとしては、ビンゴゲーム・クイズなどがあげられます。
主に忘年会やチーム単位での懇親会などで、参加者の一体感を醸成したり、盛り上げたりする際に実施されています。
参加人数が多い場合や、イベント当日まで定まらないといった場合には、個人戦を選択することが多いです。
団体戦とは?
「参加者同士でチームを組み、他のチームと競うゲーム形式」を指します。
オフラインでよく行われていたものとしては、謎解きゲーム・伝言ゲームなどがあげられます。
主にキックオフや全社員が集まる懇親会などで、チームビルディングや部署を超えて相互理解を促進しようとする際に行われています。
それぞれのゲーム形式によって特徴が異なり、どのような目的のイベントを、どれくらいの規模で行うのか、によって企画する内容の方向性が変わります。
そのため、まずはイベントの目的と人数規模を定めてから、企画を考えることをお勧めいたします。
2.個人戦の成功事例(2選)
成功事例①:4択クイズ(個人戦)
「4択クイズ」は、バラエティー番組ををイメージしていただくと分かりやすいかと思われます。
企業で行う場合は、オリジナルのクイズ内容を作れる為、企業ごとに特化したイベントを演出することが可能です。
キックオフイベントのプロデュースの際にご提案をさせて頂きました。新しいサービスをスタートするタイミングでしたが、コロナウイルスの影響でスタッフが集まることができず、 社員のモチベーションをあげたいという課題を抱えている企業様でした。新サービスに関わる問題や、サービス立ち上げの経緯などを問題文にいれることで 全員が楽しみながらこれからスタートする新サービスにわくわくして、結果モチベーションアップに効果的なイベントとなりました。
成功事例②:川柳コンテスト(個人戦)
「川柳コンテスト」とは・・・テーマに沿った詩を披露し、投票にて多くの票を集められる方を決めるゲームコンテンツになります。
自由参加の懇親会を実施する企業様に実施していただきました。自由参加かつ初めてのオンラインイベントのため、参加率が低くなることを懸念事項とされていました。そのため、事前施策として川柳コンテスト実施と入賞者には景品が当たる告知をして、イベント前に川柳を募集しました。イベント当日に、事前に事務局にて選定したノミネート作品を発表し、一番良いと思った作品に対して投票していただきました。上位3名の発表と景品の発表を行いました。予想以上の作品応募と参加者が集まり、次回以降のオンラインイベントへの期待値が高くなるイベントになりました。
3.団体戦の成功事例(3選)
成功事例③:炎の3番勝負(団体戦)
「炎の3番勝負」とは・・・チームごとにミニゲームに挑戦し、その勝敗でポイントを獲得。最終的にポイントの一番多いチームの勝利というゲームです。ゲームをしながらチームごとにコミュニケーションをとることが可能です。
新人歓迎の為の懇親会に対してご提案をさせて頂きました。コロナウイルスの影響で4月入社の新人とコミュニケーションをとることができておらず、エンゲージメントや離職に不安を抱えている企業様でした。 炎の3番勝負のミニゲームの1つ、ジェスチャーゲームにて、各チームの先輩社員にジェスチャー役を行って頂きました。仕事中には見られない先輩社員の姿をみることができて 社員同士の距離が縮まったとお声を頂きました。結果的には新人だけはでなく既存社員のエンゲージメントも高まるイベントとなりました。
謎解きとは・・・文字通り、謎を解くゲームになり、2つの方法があります。
方法①:一つの問題に早く正解にたどり着いたチームの勝利とする方法
方法②:複数ある問題をチームで解き、より多くの正解数を稼いだチームを勝利とする方法
従業員同士コミュニケーションをとる機会が少ない企業様の懇親会にて実施しました。フルリモートで仕事をしているため、従業員同士の関係性構築に問題を抱えていました。オンライン上でもコミュニケーションを取りやすい内容希望とのことでしたので、謎解きの方法②で実施しました。今回はZoomのブレイクアウトルーム機能を活用し、チームごとに分かれていただきました。10問の謎を行い、より多くの正解を出したチームに景品をプレゼントするという形で実施しました。チームで協力して景品を目指すことで、チーム内での団結が生まれて、普通に歓談するよりコミュニケーションがかなり活性化するイベントになりました。
成功事例⑤:共通点探しゲーム(団体戦)
共通点探しゲームとは・・・制限時間内にお互いの共通点をより多く探せたチームの勝利となるゲームになります。対話をしないとゲームが進まないため、自然とコミュニケーションを促進させることが可能となるゲームになります。
オンラインでの内定式の懇親会にて実施しました。採用まですべてリモートで行ったとのことで、内定者同士の皆様が会えていない状況でした。初めて内定者同士が会う機会になるため、お互いを知れるような企画を実施したいとのことでした。内定者同士のチームに分かれていただき、チーム対抗戦にて共通点探しゲームを実施しました。お互いのことをたくさん知ることができ、内定式後も交流をする機会が増え、内定者の皆様に安心感を与えられたとのお声をいただきました。
成功事例⑥:フォトシエーション(団体戦)
フォトシエーションとは・・・複数枚の画像をヒントに答えを連想し答えるゲームです。お互いに分かる範囲で見解を述べることで、自然とコミュニケーションが促進される効果があります。
オンラインでの忘年会にて実施しました。各問題を、「20代の知識で解ける問題」、「40代の知識で解ける問題」と設定し、グループ分けも年代様々にすることで、自然と協力し、従業員同士の関係性を構築することができました。他のイベント施行では、会社オリジナル問題として役員に関する画像を3枚提示することで、仲間意識や親しみやすさを感じさせることができました。
成功事例⑦:バズサーチ(団体戦)
バズサーチとは・・・1枚の画像が提示され、その名称(答え)をネット検索で導き出し答えるゲームです。ネット検索が得意な会社で実施すると白熱します。
オンライン社員総会後の懇親会にて実施しました。問題の1つに、ある拠点の外観写真を提示し「この建物の住所を答えよ」という問題を出題しました。企業への理解を深める機会を、ゲームを通して作ることに成功しました。
4.オンラインイベントの企画でよくあるお悩み
Q.オンラインイベントを行うイメージができない
A.徹底的に情報収集
リモート会議やウェビナーでオンラインを利用したことがあるけれど、オンラインイベントは未体験。
ご職業によっては、オンラインツールを全く利用したことが無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体感していないと一体どのようなものかイメージしにくいのも当然です。
まずは身近な方から参加した感想を聞いたり、ネット上で検索し情報収集したりすることから始めましょう。
実際に弊社にも「オンライン イベント 会社」などで検索いただき、事例等に触れながら具体的な会のイメージを作っていく幹事様が数多くいらっしゃいます。
幹事の任命を受けた際に、「これだけは外せない」というシーンの指定があれば、そのワードを中心に調べ始めるのもお勧めです。
Q.何を準備していいのか見当がつかない
A.まずは社内担当を確認、必要ならプロの力を借りる
「幹事をすることが決まったものの、いったい何から始めたらよいのやら…。」とお悩みの方。
一口に幹事といっても様々な役割があります。先ずはご自身に求められている役割を明確化することが大切です。
役割の例としては、当日のタイムテーブル等を作成する係、当日の司会進行を担う、出演者への事前依頼など裏方的役割などがあります。
まずは自身が何をすべきかはっきりさせ、その後社内の他の担当者がどの程度協力できるかを確認しましょう。
また、オンライン配信を社内スタッフで実施するのであれば、企画に照らし合わせ、技術的に対応可能な内容なのかもチェックしましょう。
社内リソースで賄えない部分は、プロのイベント制作会社などに外注の手配が必要です。
運営スタッフ・制作物・配信機材など、準備が間に合わず当日慌ててしまう…といった事態が起きないようにしましょう。
Q.例年の進行をどこまで再現できるか分からない
A.再現するもの、しないものを見極めて準備
「昨年の忘年会のプログラムを今年も踏襲してほしい」こういったご依頼はよくあるもの。
ただし、対面で行っていた進行プログラムをそのままオンラインに移行するのは難しい事の方が多いです。
例えば対面では歓談で自然と取れていたコミュニケーションも、オンライン上で同じように「100名の皆様、ご自由にご歓談ください」というわけにはいきません。
どのようなグループ分けをするのか?トークテーマを設定するのか?など、意図的に決定し準備しましょう。
ちなみにオンライン上での歓談は大人数になると、話さない人が出てきてしまいます。そのため、多くても5名ほどの人数でのグループ分けがお勧めです。
各グループのリーダーに進行をしてもらったり、各グループにおしゃべり好きな方を入れたりすると、盛り上がる時間になりやすくなります。
Q.注目が低いイベントにならないか不安
A.一体感が感じられる演出を入れ飽きさせない
オンラインのイベントで特に心配されるのは、参加者が興味をなくし、ただ見ているだけになってしまうというシーン。
代わり映えのしない画面で一方的に話を聞いている事が原因としては多いようです。
講話パートは長くても30分以内に留める。見やすい資料を配信画面上に表示する。少人数に分かれてトークの時間を設けるなど、メリハリのある進行内容を心がけましょう。
オンライン上では映像演出や面白いゲームコンテンツも気持ちを盛り上げるには効果が大きいです。
まとめ
以上、オンラインイベントでの企画に注目してご紹介いたしました。 オフラインでのイベントで行っていた企画内容であっても、オンラインとなると様々な工夫が必要となってきます。
弊社ではイベント企画から無料相談会を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
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