表彰式の目的とは?目的別!表彰式の演出方法27選

様々な種類がある社内イベントの中のひとつである「表彰式」。毎年、同じプログラム構成で開催してはいませんか?ドキッとした企業さまには是非、目的別の表彰式を開催することをオススメします。

「毎年同じ内容でマンネリ化している…」
「表彰式に興味をもってもらえない…」
「被受賞者にも満足してもらえる表彰式とは…」

このようなお声が多いので、今回はこの3つのポイントをテーマに、目的別表彰式の演出方法をご紹介します。

ブイキューブでは、表彰式をはじめとした社内イベントを成功に導くための事前準備や振り返りのポイントをまとめた資料「成功する社内イベントのつくり方ガイド」を提供しています。社内イベントの企画・準備・振り返りにぜひお役立てください。

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表彰式とは何か

表彰式とは、人の功績や名誉を褒め称えるための式です。

企業のために日々努力してきた社員を称え、次期のモチベーションに繋げるために行います。式を行い讃えるだけではなく、受賞者が「なぜ受賞出来たか」を知ってもらうことが大切です。受賞者が受賞に至ったナレッジを共有することで、被受賞者のマインド向上に繋がります。

非受賞者のことも考え、受賞者だけのためのイベントにせず、マインド・ナレッジを共有することで、より効果的な表彰式になります。これらを行うことで、個人の成長すなわち企業の成長に大きく繋がるので、表彰式は必要だといえます。

その上で、表彰式を成功させるためのポイントを3つに絞って解説していきます。

なぜ表彰式が必要なのか?

表彰式とは優秀な成績を収めた個人やチームを讃えるイベントです。

しかし、「讃えるだけ」で終わらせていませんか?
大切なのは、讃えるだけではなく受賞者が「なぜ受賞出来たか」を知ってもらうことです。

ではどのようにして、理解してもらうことができるのでしょうか。

重要なポイントが2つあります。

①受賞者を選定する側のコメント
→受賞者を選定した理由を明確にすることで、被受賞者が納得する表彰式になります。

②受賞者のコメント
→受賞に至ったナレッジを共有することで、被受賞者のマインド向上に繋がります。

被受賞者のことも考え、受賞者だけのためのイベントにしないことがポイントです。
マインド・ナレッジを共有することで、より効果的な表彰式になります。

これらを行うことで、個人の成長、すなわち企業の成長に大きく繋がるので、表彰式は必要だといえます。

表彰式で得られる効果とは?

表彰式で得られる効果としては、以下の2点が上げられます。

①個人のモチベーション向上

頑張っただけ「表彰」という形で報われるので、ひとりひとりやる気が増します。

そして受賞者のマインド・ナレッジを共有することにより、被受賞者の、次回は表彰されたいというモチベーション向上につながります。
受賞者を公表することにより制度の透明度もアピールできるので会社への信頼度も高まります。

更に、式が豪華であれば「こんなにも自分たちを大切にしてくれている」と感じ、
愛社精神が高まり、仕事に意欲を持ち、やりがいを感じることができます。

②組織力の向上

あらかじめ表彰内容・評価方法などを共有しておくことで、評価に対する不満も軽減され、同じ目標に向かって取り組むことが出来ます。

受賞者を選定する際、ひとりひとりの業績を把握することにより、改善すべき点も見えてきます。
結果、組織全体が把握され、改善点を見直すことで組織力の向上につながります。

また、受賞者を企業側ではなく全従業員の投票で決めるという方法もあります。

他人の仕事を評価することにより、己の意識も向上する効果もありますが、企業側が気づけなかった縁の下の力持ちにスポットがあたることもあります。
上司に認めてもらえるのはもちろん、同僚や部下からの支持はまた違った喜びがありますよね。

自分の仕事だけでなく、同じ目標を持った仲間同士で切磋琢磨することにより、組織全体が向上していきます。

開催方法は? 対面?オンライン?

効果を出すために、どのような方法で表彰式を開催すべきでしょうか。

コロナ禍の影響でオンライン表彰式も増えています。
受賞者は会場に、被受賞者はオンラインでというハイブリッド形式を選ぶ企業もあります。

企業によって、効果が出る開催方法は異なってきます。現在、多い開催方法をご紹介します。

①対面形式

豪華なホテルの宴会場で、パーティー会場を貸し切ってなど、年に数回全従業員が集まる少ない機会です。
会場費、交通費、飲食代などの費用がかかりますが、コミュニケーションを取ることが出来る大切な時間です。
「頑張ってきてよかった」「次は表彰されたい」と思えるような会場の装飾、演出が必要になります。
他者に自慢できるような表彰式を開催すればエンゲージメントも向上します。

②オンライン形式

機材費はかかりますが、大規模な会場費、交通費などのコストカットできるのがメリットです。

対面での実施よりも集中力が欠けるため、いかに飽きさせない演出にするかが大事になります。
そこでイベモンがオススメするのはグリーンバックを使いバーチャル背景を使った3D表彰式です。

会場をCGで作成するので、豪華さを演出しイベントの満足度を向上させることができます。
オンライン形式だとご家族と一緒に参加することも簡単なので、更に満足度が向上します。

③ハイブリッド形式

リアルとオンラインを併用する方法です。

表彰式で多いのは、受賞者は会場に、被受賞者はオンラインで参加するという形です。
実際に会場にいるのと、画面を見ているのとでは感動も体感時間も集中力も異なりますので、それぞれの企業にあった演出が必要になってきます。

コロナ禍で密を避けつつリアルでイベントを行いたい!という方にオススメです。

 

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表彰式を企画する際のポイント

ターゲットと目的設定

表彰式を企画していく中で重要になってくるのが、ターゲットの設定です。表彰式は受賞者と非受賞者に別れますが、そのどちらを焦点にあてるかによって表彰式の目的も内容も変わってきます。 例えば、受賞者のこれまでの頑張りを称え盛大に祝うことで、「この会社で働いていて良かった」「これまでと変わらずさらに会社へ貢献していきたい」など受賞者に焦点をあて会社への帰属意識を高めることであったり、非受賞者に対して受賞者がどのようにしてこの賞を受賞したかのナレッジを共有することで「来年は私も表彰されるために頑張りたい」「成績優秀者の仕事への取り組み方を自分にも取入れ、もっと自己成長していきたい」など非受賞者に焦点をあて今後の仕事へのモチベーションに繋げていくことです。 このように表彰式は、誰に何を伝えたいかを明確化し、それをもとに表彰式の企画を行っていきます。

表彰の方法

一番おすすめの表彰方法は動画を使用した方法です。受賞者、非受賞者問わず参加者に一番印象を与えられる演出が動画です。 受賞者発表へのワクワク感や期待感を醸成しつつ、受賞者を盛大に発表することができるため会場全体の注目度も上げることが可能です。 また、受賞者発表後、受賞者本人からのコメントだけではなく、上司の方や代表の方からもコメントをもらうことで受賞者のエンゲージメントをさらに高める効果も発揮します。

ここで紹介したポイント以外にも、会場選びや表彰式後の懇親会など様々なこだわりや企画を入れることでより効果のあるイベントを実施することが可能です。 今回は表彰式を企画する上で重要なポイントとしてご紹介しましたが、また別のイベント紹介の際におススメの演出方法や企画を紹介していきたいと思います。

以上、社内イベントの表彰式に関してご紹介しました。

お悩みに合わせたコンテンツを紹介

1.毎年同じ内容でマンネリ化している

目的:脱マンネリ化
演出:サプライズ企画、毎年変更点をつくる

例年同じ場所、同じ内容、同じ人が受賞される表彰式を行ってはいませんか?
従業員が「表彰されたい」と思うには、恒例の内容だけでは満足度は向上しません。

そこでオススメするのがサプライズ企画と変更点をつくることです。

サプライズ企画

下記のような方法があり、毎年違う方法を行ったり、組み合わせて行うのがおすすめです。

①中継カメラ

会場分散型やオンライン配信での開催する際、一体感を醸成できます。

②突撃インタビュー

最優秀賞を受賞した方のもとへインタビューを行いにリアルタイムで映像を映します。驚いた表情も捉え、より参加者に社内の雰囲気も伝わります。

③営業先などからのメッセージムービー

社外からのメッセージがあると受賞理由に納得でき、公平性もうまれます。

④受賞者の家族からのメッセージムービー

家庭も巻き込んだイベントはエンゲージメント向上につながります。

⑤普段の業務風景ムービー

他部署の業務風景は意外と知らないものだったりするので、参加者のイベント参加満足度に繋がります。

⑥事前共有していない〇〇賞

例年にない名称の特別賞を入れると、長年勤務している方のマンネリ化もなくなります。

⑦当日投票で決まる〇〇賞

参加者全員の投票にてリアルタイムで受賞者を決めるサプライズがあれば、主体性を持たせることに繋がります。

変更点

⑧会場

開催会場、装飾、レイアウトを変更することで雰囲気が変わり、式への期待感を高められます。

⑨BGM

参加者にとって意外と耳に残るものなので、BGMを変更するだけでマンネリ化を解消できます。

▼参考記事「表彰式成功のカギは音楽?クオリティを高める!人気音楽10選」
https://evemon.jp/column/3304

⑩司会

社内の意外な人を司会に起用する、プロの司会者、芸人さん等を呼んで非日常感を演出することも可能です。

⑪賞の名称

前例のないその年ならではの賞を設けることにより、マンネリ化も防ぎ、参加意欲向上へ繋げます。

⑫開催方法

対面形式からオンラインへ、オンラインから会場分散型へ…など、開催方法を情勢・社内の雰囲気など必要に応じて変化させることで、また違った雰囲気を作り出せます。

⑬受賞者の発表方法

司会から口頭だけではなく、資料投影、動画上映、事前共有の有無、受賞者コメントの有無など、様々な方法を取り入れ、飽きのこないイベント作りをするだけでも大きな差が生まれます。

2.表彰式に興味をもってもらえない…

目的:表彰式への参加意欲を高めたい
演出:非日常の空間、豪華な記念品

毎年恒例行事のひとつというだけで、表彰式で受賞されたい!と思っている従業員がいないのでは…と悩む企業も多くご相談を受けます。
期待値が低いイベントは参加率も下がり、ただ開催するだけ、で終わってしまいます。

そこでオススメするのが、非日常の空間を作ることです。

また、頑張ったら報われたいのは誰でも同じ。豪華な記念品があると分かればモチベーション向上にも繋がります。
記念品にもこだわってはいかがでしょうか。

非日常の空間

⑭レッドカーペット

定番の装飾ですが、高級感・特別感を演出するひとつとして簡単に取り入れられる方法の一つです。

⑮ポスター

ノミネート者のポスターを会場内に貼り、期待感を高めることができます。歴代の受賞者を並べると更に圧巻です。

⑯スポットライト、ムービングライト

シンプルな会場でも、カラフルな光の演出で豪華さを表現出来ます。スポットライトで受賞者をライティングすることで、注目を集めることも可能になります。

⑰バルーン、フラワースタンド、フラワーアーチ

結婚式のような華やかさを演出することが出来ます。賞の種類によっては効果的な装飾です。

⑱炎、水

まさに非日常空間を作れる材料です。キャンドルが飾られてる会場、噴水やプールがある会場などを選ぶのも新鮮ではないでしょうか。

豪華な記念品

⑲トロフィー

お馴染みではありますが、ゴールド・クリスタル・企業を象徴したオブジェが付いた物など種類が豊富にあるため、マンネリ化防止に繋がります。

⑳普段使い出来るアイテム

高級ペン、時計、グラス・食器類、名刺入れなど、飾るのではなく、日常的に使用できる品は喜ばれます。さりげなく社名をいれるデザインが好まれる傾向にあります。

㉑食事券、体験チケット

記念品として手元に残ることはありませんが、社外で楽しめるアイテムも人気が高いです。労いの気持ちを感じるため、参加者にとっては特別感も感じられます。

3.非受賞者にも満足してもらう方法が分からない

目的:受賞者以外の満足度の向上
演出:ナレッジの共有、参加者に主体性を持たせる

受賞者にスポットが当たるのは当然ですが、組織力の向上に繋げるためには非受賞者のために時間を設けることが大切です。
そこで行っていただきたいのが、ナレッジの共有、参加者に主体性を持たせることです。

表彰式当日だけでなく、前後の時間にも重点を置いてプログラムを作成してみることで一層特別な表彰式へと変化します。

㉒事前投票、当日発表

〇〇コンテスト等を開催し、式の前から興味を持たせるアイデアの一つです。参加率もアップし、主体性を持たせる効果は大きくなります。

㉓当日投票で決まる〇〇賞

マンネリ化防止と同じように参加者全員の投票にてリアルタイムで受賞者を決め、表彰式に参加しているんだ!という気持ちを高めます。

㉔エントリー者も含めた動画作成

受賞者のみでなく、候補者も動画に入れることにより参加感を出すことができ、最後まで集中が出来ます。

㉕受賞者コメント

受賞に至ったまでのナレッジ・マインドの共有をすることで被受賞者にも響き、納得の出来る式になります。予め受賞を知らせ、受賞者にはプレゼン資料を作成してもらうことで、更に詳しく共有することも出来ます。

㉖歓談時間

参加者全員の発言できる時間を設けることで、より参加感を出すことが出来ます。社内コミュニケーションの場ともなり、普段関わりがない社員との新しいきっかけや、関係促進のきっかけとなります。

㉗ダイジェスト動画、社内報の配布

欠席者にも共有可能、音声化・文字化して明確に伝える、手元に残せる、媒体が増えることにより拡散されます。

最後に

いかがでしたでしょうか。

例年同様の表彰式ではなく、目的を決めた表彰式を開催することをオススメいたします。

従業員のエンゲージメントを高めることにより、企業全体の向上に繋がりますので、会場、装飾、演出方法、プログラム、記念品など、大切に選んでみてください。

弊社では、企業様の理想の表彰式をお創りいたします。事例が知りたい、アイデアが聞きたいなど、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

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著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。

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