大満足!社員総会の面白いコンテンツ企画とは?事例19選
社員総会のコンテンツ、マンネリ化していませんか?
コロナ禍でもイベントを中止にせず行いたい。しかし、毎年変わり映えせずに参加者の反応もいまいち…。そんなお悩みを抱えている幹事さん、必見です。
参加者から好評だった事例を交え、社員総会の面白いコンテンツをご紹介します。
ブイキューブでは、 社内イベントを成功に導くための事前準備や振り返りのポイントをまとめた資料「成功する社内イベントのつくり方ガイド」を提供しています。社内イベントの企画・準備・振り返りにぜひお役立てください。
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コンテンツを選ぶ前に…
まず、社員総会の”目的”はお決まりでしょうか。ただ開催するだけで終わってはいませんか?1つの目的に向かって進めなければ、コンテンツの選択も無意味になってしまいます。目的が定まらないイベントでは、参加者の満足度も上がりません。
コンテンツを選択する前に欠かせないポイントを3つご紹介します。
社員総会の目的設定
目的が定まらなければ、コンテンツの選択も不可能です。目的がないまま、コンテンツを選択しようとすると、幹事の好みだけで選別されてしまいます。
コンテンツを選ぶ前に、まずはゴールを設定するところから始めましょう。
実際にイベモンがプロデュースした社員総会で、設定されることが多々あった目的を3つご紹介します。
①コミュニケーションの活性化
その中にも「部署間を超えた交流」「従業員同士の関係性構築」「従業員同士の関係性強化」といった目的があります。
コロナ禍で交流が希薄になっているので、オンライン・オフライン問わず、目的に掲げる企業は大多数です。
②エンゲージメント向上
課題となっている”早期離職”を防止するためにも、イベントを通してエンゲージメントを向上させます。
「感謝の表明」「長期勤続の労い」を目的とした表彰式を行い、豪華感、特別感のある演出でモチベーションアップにも繋げます。
③ビジョンの共有
「企業理解」「理念浸透」「経営戦略」を目的とすると、一体感を醸成することが出来ます。
共有することで、個々の従業員のスキルや強みを生かした効率的な生産体制が確立出来、生産性の向上にも繋がります。
参加者満足度の高い社員総会を行うためには、企画段階で何度も目的を見直す必要があります。
社員総会のプログラム設計
目的が決まったら、コンテンツを選択…となる前に、もう一段階あります。それは、プログラムの設計です。
コンテンツの数と、充てられる時間の把握が出来ると選択しやすくなります。目的によってコンテンツの時間は大きく変動します。
では、社員総会全体のプログラムを設計してみましょう。こちらは社員総会で多い3つのパターンです。
団結力を高めたいのなら、自己紹介を含む歓談を行ってから団体戦ゲームを行うのが効果的です。
消極的な従業員が多い企業でしたら、視聴型コンテンツを入れ込むのもオススメです。
企業にあったプログラム作成をして、コンテンツの選択をします。
コンテンツメインのイベントにする際は、コンテンツの実施時間を先に決めた方が良い場合もありますが、開会挨拶、閉会挨拶など必須な項目の所要時間も鑑みて決定しましょう。
参加者の特徴の把握
目的が決まり、時間配分も決まったら、コンテンツ候補を出していきます。イベントの実施方法(対面・オンライン・ハイブリッド)にもより、選択肢は変わってきます。そして、参加者の満足度を向上させるために必要なのは、参加者の特徴を把握することです。
・社風
・年齢層
・男女比
・趣味(インドア、アウトドア)
・従業員の悩み
・家族の参加
・理系or文系 etc…
日頃の事前ヒアリングや、過去のイベント事後アンケートで方向性が導き出せると良いです。
参加者の特徴を把握した上でコンテンツを選択することで、イベントの目的達成率を大幅に高めることができます。
社員総会で飽きさせない工夫5選
工夫① プレゼンはコンパクトに
社員総会に「社長や役員の挨拶」「成績発表」は欠かせません。
しかし、それが長時間に渡ると参加者も飽きてしまいます。
アジェンダを組む際は、より一層参加者目線になることが必要です。
工夫② 「歓談→ゲーム(余興)→歓談」のサンドイッチ作戦
社員総会に懇親要素を組み込むことは、近年メジャーになってきています。
懇親コンテンツでコミュニケーションを活性化させる方法として、歓談をゲームや余興の前後に挟む「サンドイッチ作戦」がお勧めです。
事前に5~7名程度のグループに分けます。初めの歓談で打ち解け合ってもらい、その後のゲームで親睦を深め、2回目の歓談でゲームの感想を言い合うことで、大いに盛り上がります。
工夫③ 会社独自のオリジナルクイズゲーム
社員総会は社内の人のみの参加であるため、身内ネタが有効的です。
例えば、上司の過去の写真を使い、「人物当てクイズ」や「当時の体重当て4択クイズ」などが挙げられます。上司のプライベートの部分を懇親コンテンツとして出すことで、「上司と部下の関係性が良くなる」といった効果が期待できます。
例年一般的なゲームしか実施していない企業であれば、参加者の期待値を越えることは容易でしょう。
工夫④ サプライズメッセージ動画で驚きと感動を
従業員に「今回はいつもと違う!」と思ってもらうためには、サプライズ企画を用意することをお勧めします。
動画の例としては、
・取引先からの感謝メッセージ
・受賞者の家族からの祝福メッセージ
・著名人からの激励メッセージ
などが効果的です。
サプライズの企画は、マンネリ化を防ぐ最も良い施策と言えるでしょう。
工夫⑤ 締めに感動的なダイジェストエンドロール
社員総会の最後に社員を感動を与えることで、イベントが心に深く刻まれます。
社長や役員の締めの言葉で終えるのも良いですが、更に1つ質の高いイベントを目指すならば、結婚式のエンドロールのような映像は非常に効果的です。
▼ダイジェストエンドロールのバリエーション
・社員総会の ”当日の様子” をダイジェスト版として放映する
・数日間の厳しい研修を終え、最終日の懇親会で ”研修の様子~当日の様子まで” を上映する
・”社史映像とダイジェストエンドロール”を組み合わせる
ダイジェストエンドロールは、イベントのテーマに合わせて仕上げることで、より社員の思い出に残るものになります。
社内イベントの準備について、より詳しく知りたい方向けに「成功する社内イベントのつくり方ガイド」を提供しています。社内イベントの企画・準備・振り返りにぜひお役立てください。
目的に合わせたコンテンツ事例
企業により抱えている悩みや、向かっているゴールは異なります。
そこで目的に合わせたコンテンツをご紹介します。
目的① 部署を越えた関係性構築・強化
ポイント
・部署が様々になるようチーム分けをする
・会話が生まれやすいコンテンツを選ぶ
コンテンツ事例①「共通点探しゲーム」
初対面でも共通点を探す時間を設けることで、自然と会話が増えます。
時間に制限があることで有力な情報を提供しようという心理が働き、積極的に発言する傾向にあります。
パーソナリティの共用をすることで、関係性の構築、強化に繋がります。
▼参加者の声
「トークテーマがあるより、共通点を探す方が自然と会話が出来ました。」
「消極的な人も参加しやすいと思いました。」
コンテンツ事例②「フォトシエーション」※イベモンオリジナル
フォトシエーションとは、フォト(写真)とアソシエーション(連想)を組み合わせた造語で、イベモンオリジナルのゲームです。
ルールは、3枚の写真から連想されるのは何か、を当てるというもの。
例えば「この都道府県はどこ!?」といった問題で、①地域特産品②観光地③出身有名人の3枚の写真を出し、解答していただきます。
写真を社員や役員、また企業にまつわるものにすれば、企業理解やパーソナリティの認識にも繋がります。
▼参加者の声
「文章や数字のクイズじゃないので、気軽に参加出来ました。地元が出題されていたので、チームの役に立てて良かったです!」
コンテンツ事例③「ライブ中継」
全ての地域の全社員を一同に集め、対面イベントがしたい。
そんなお声が多いなか、感染症対策のため、ハイブリッド形式や会場分散型でイベントを実施している企業が多い現状です。
そこでオススメするのが、「ライブ中継」です。
各会場にカメラを入れて、オンラインで繋ぎ、リアルタイムで配信します。
そうすることで、地域も部署も超えたコミュニケーションが可能になります。
▼参加者の声
「異動してしまった方と久々に会話が出来て良かったです。」
「他の会場の様子が見られて満足です!」
「全国同時開催してる意味が分かりました。全体の様子が見えたので一体感を感じました。」
目的② 同世代の従業員の関係性構築・強化
ポイント
・年代が同じになるようチーム分けすること
・チーム分けを複数回行い、多数と交流出来るようにすること
コンテンツ事例④「ジェスチャーゲーム」
出題者が声を出さずに身振り手振りだけでお題を表現し、回答者は何を表しているのかを当てるというゲームです。
年代によってはジェスチャーにギャップがあるので、その点も含めて楽しめます。
オフライン・オンライン問わず実施が可能で、想像力・表現力が養われます。
また、双方向のやり取りが重要なので、コミュニケーション能力が向上します。
▼参加者の声
「業務中では見ることのない姿が見られて楽しかったです!」
コンテンツ事例⑤「以心伝心ゲーム」
メンバーで交代しながら10~15のお題を発表し、メンバーの意見をより多く一致させるゲーム。
相互理解を深め、共感を得ることで関係性が構築・強化されます。
またパーソナル部分をお題にすることで、イベント後の交流きっかけにもなります。
▼参加者の声
「年代が近いからこそ通じる話があって面白かったです。ゲーム後の歓談が話やすくなりました!」
目的③ 縦の関係性構築・強化
ポイント
・年齢層が分かれるようチーム分けすること
・上司部下の交流を促すこと
コンテンツ事例⑥「バラエティ番組風のトークコーナー」
「徹子の部屋」「しゃべくり007」「踊る!さんま御殿!!」などをパロディし、上司部下がともに壇上でトークを繰り広げるコンテンツ。
企業理念や目標など、堅めのトークテーマでも、会場セット・音楽・トークへの導入などをパロディ風にすると、
参加者も気持ちが入りやすく、印象にも残りやすくなります。
▼参加者の声
「(ライオンのごきげんようパロディの)サイコロトークでは、面白い話がいくつも聞けました!他の目も聞きたかったです。」
コンテンツ事例⑦「格付けチェック」
ワイン、楽器、料理などを2択、あるいは3択の中から選択し、一流なのかを判定する体験型クイズ。
上司と部下でチームを組んでいただき、意見が一致すれば良いというわけでもなく、高級品を選択しなければならないので、
味覚、嗅覚、感覚など互いの意見をぶつかり合わせたり、譲ったりすることになります。
意見対立の解決能力を養える、プレッシャーの中での判断力が養われるといった効果があります。
▼参加者の声
「意見が言い合える上下関係は大事ですね。これからもっと後輩たちからの意見を聞いていきたいと思います。」
コンテンツ事例⑧「バズサーチ」※イベモンオリジナルゲーム
過去にバズった食べ物、場所などの画像1枚をヒントに、ネット検索にて答えを探すゲーム。
どんなワードで検索するのかがポイントです。
全員同じ単語で検索しても意味はないので、協力し合いながら、単語を変えて検索し、正解を導き出します。
グループメンバーの年齢を幅広くする方が、正解に早く辿り着きます。
▼参加者の声
「昔流行ったのは知っているが、名前が全然出てこなくて…後輩たちは初耳だったみたいで、ギャップを感じましたがそのあと会話のきっかけにもなりました。」
目的④ 企業理解(理念の浸透)
ポイント
・視聴型ではなく、参加型にする
・導入部分で興味を引かせる
コンテンツ事例⑨「会社オリジナルクイズ」
社史や企業理念、役員や新入社員にまつわる事など、その企業に合わせたクイズを作成します。
記述式ではなく4択クイズにすることで、楽しみながら企業について知ることが出来ます。
正解の解説時に、今後の目標などを含めることにより、より身近に感じ、愛社精神が向上します。
▼参加者の声
「入社して初めてのイベントで、企業についてよく知ることが出来ました。役員のパーソナル部分を知れて、少し親近感がわきました。」
コンテンツ事例⑩「〇〇コンテスト」
企業理念を知らない、長すぎて覚えられない、覚える必要がない、といった声があるのが現実です。
企業の根本的な理念は変更せずとも、「年度別にテーマを変更する」「期初にスローガンを掲げる」という企業もあります。
そんな企業にオススメなのが、コンテストです。
テーマ・スローガンを従業員から募集して、社員総会でノミネート作品を発表し、リアルタイムで優秀賞を決定します。
全従業員が参加し、決定することにより、認知度は上がり、愛着も湧きます。
自分の考えたテーマが企業の目標に掲げられることで、エンゲージメントも向上します。
▼参加者の声
「まさか自分が賞に選ばれるとは思いませんでしたが、これから更に頑張ろうと思いました!投票していただいた皆さま、ありがとうございました!」
「時代に合わせて、どんどん更新していくのはいいなと思いました。」
目的⑤ 新入社員との関係性構築・強化
ポイント
・パーソナル共有が出来る時間を設けること
・意見が言える環境をつくること
コンテンツ事例⑪「プロフィールクイズ」
新人紹介を終えたあと、プロフィールクイズを行います。
予め新入社員ひとりひとりに”覚えてほしいこと”を聞いておき、それをもとにクイズを作成します。
「寒さに得意なAさん。出身地はどこでしょう?」といったクイズで、解答は四択にすると気楽に参加出来ます。
解答発表は本人からしていただくことで、顔と名前、そしてパーソナルな部分も同時に認識することが可能です。
▼参加者の声
「最初は恥ずかしかったけど、同郷が見つかって盛り上がったので良かったです!」
「同じ趣味の人がいるだけで、安心しました。歓談時間が足りないくらいでした。」
コンテンツ事例⑫「ペーパータワー」
紙を高く積み上げるだけのシンプルなゲーム。
研修でよく行われますが、既存社員と新入社員混合チームで行うのも効果的です。
作戦を立て、実行し、改善策を考え、再度実行します。
計画性、創造性、発想力、集中力、対応力、サポート関係の構築、そしてチームワークが養えます。
既存社員の誘導により、新入社員が意見を言いやすい環境を作りましょう。
▼参加者の声
「メンバーの数だけアイデアがあって、上手くまとまるか少し不安はありましたが、同じ目標に向かってチャレンジする時間は楽しかったです。」
「意外と燃えた自分に吃驚しました。他のチームの完成品を見て、様々な発想を目の当たりに出来ました。」
従業員の特徴に合わせたコンテンツ事例
従業員の特徴❶ 年齢層が高め
ポイント
・シンプルで分かりやすくする
コンテンツ事例⑬「4択クイズ」
解答方法を用紙に記入するアナログ形式、web形式の場合は4択にするといった解答しやすいクイズがおすすめです。
文字は大きく、どんな会場であれ、画面上であれ、見やすいデザインで作成します。
誰もが参加しやすく、ハードルが低いコンテンツの方が、参加者の満足度は向上します。
従業員の特徴❷ 男性が多い
ポイント
・スポーツ・筋トレなどを取り入れる
・勝敗がはっきりしてるもの
コンテンツ事例⑭「〇〇バトル」
新聞紙やスポンジ製の刀で行う”チャンバラ”、背中に付けた風船を割る”風船バトル”、綱引きなどを取り入れた”運動会”、会社の外での実施が可能なら”サバゲ―”もあります。
どれも楽しむだけでなく、同じ競技を複数回行うことでPDCAサイクルを学ぶことが出来ます。
メンバー間のサポート関係の構築や団結力を養う効果もあります。
従業員の特徴❸ 女性が多い
ポイント
・同じ感動を共有する
・記憶に残る
コンテンツ事例⑮「〇〇ライブ」
参加型のゲームコンテンツを選択しがちですが、視聴型のコンテンツもオススメです。
”マジックショー”、”ダンスショー”、キャラクターが登場する”着ぐるみパフォーマンス”など、
ペンライトやうちわなどのアイテムを取り入れることにより、一体感・特別感を味わうことが出来ます。
従業員の特徴❹ 理系が多い
ポイント
・明確な結果を提示する
コンテンツ事例⑯「ドミノ倒し」
PDCAサイクルを回すのが得意な理系の方に好評なのが、ドミノ倒しです。
時間内でどれだけのドミノを立て、倒せるかをチーム対抗で競います。
複数回行うことで、一体感・団結力・計画性・忍耐力が向上します。
ロジカルシンキングが得意な傾向にあるので、数字を多く取り入れた「謎解きクイズ」もおすすめです。
協力して答えを導き出すため、コミュニケーションが促され、従業員の関係性が向上します。
従業員の特徴❺ 文系が多い
ポイント
・自由な発想を求める
コンテンツ事例⑰「コンセンサスゲーム」
コンセンサスとは、”意見の一致”、”合意”といった意味があります。
明確な解答を導き出すよりも、自由な発想で創作するのが得意な傾向にあるのが文系です。
課題に対してチーム全員のコンセンサスを取るため、コミュニケーションは必須になります。
解決能力・洞察力が求められ、鍛えることが可能です。
ゲームの種類によっては模範解答もあるので、参加者の特徴に合わせた選択をしましょう。
個人戦なら「川柳コンテスト」や「スローガンコンテスト」といったコンテンツもあります。
従業員の特徴➏ 盛り上がるイベントが好き
ポイント
・一体感を大切にする
コンテンツ事例⑱「炎の3番勝負」
代表者が3種類のバトルを行い、対決の勝者をチームで予想し当てるゲームです。
格闘ゲームのような映像を作成したり、競馬の出走馬図をオマージュしたり、様々な工夫が可能です。
普段業務中に見ることのできないような場面が多くなるので、応援している側も楽しめると好評です。
屋内なら「運動会」屋外なら「BBQ」もオススメします。
従業員の特徴❼ 盛り上がるイベントが苦手
ポイント
・個々の実力が発揮できる
コンテンツ事例⑲「アハ体験」
アハ体験とは、「あ!」っとひらめいたり、今まで分からなかった事が突然分かる様になった瞬間の事を言います。
イベモンでは、”30秒間かけて画像が数か所変化していく”オリジナルのアハ体験動画を作成しています。
変化を見落とさないように集中力・洞察力・判断力が必要となります。
答えが分かったときに「あ!なるほど」とポジティブな感情の「アハ体験」が引き起こされます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は「目的別」「従業員の特徴別」それぞれの観点でコンテンツをご紹介しました。
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