Web会議にありがちな、うるさい音(雑音・ハウリング)問題の解決法

Web会議にありがちな、うるさい音(雑音・ハウリング)問題の解決法

働き方改革や新型コロナウイルス蔓延の影響を受け、ビジネスコミュニケーションの一手段として、定着し始めているWeb会議。

時間や場所に縛られることなく手軽に使えるツールとして浸透している一方で、ノイズが入り会話の内容が聞こえない、声がうるさくて聞き取れないという音問題にお悩みの方も少なくないのではと思います。

また、パソコンのキーボード音や咳払いなどのノイズ、外の交通音なども、Web会議システムを通して増幅されて相手に届くこともあります。

弊社ブイキューブは、Web会議・テレビ会議のクラウド市場で13年連続国内シェアNo.1を達成しており、創業から約20年で、導入実績約5000社以上を誇っています。

長年、Web会議の音トラブルを改善するノウハウを貯蓄してきました。

本記事では、その知見を活かし、Web会議で起こる音トラブルの原因と対策法を紹介した上で、おすすめの音声品質の高いWeb会議システム、マイクスピーカーについてご紹介します。

Web会議中のノイズの原因と対策をまとめた小冊子を こちらからダウンロードいただけます

 

Web会議でよくある音トラブルと発生原因

新型コロナウィルス対策のため、自宅でWeb会議システムを利用した社内外コミュニケーションのニーズが急速に増えています。

Web会議で起こる音トラブルは、些細な問題なように思えますが、実はWeb会議にとって致命的な要因にもなりかねません。音トラブルが起こると、会議の進行の妨げになるばかりか、重要な会議内容を聞き取れずに、商談成立のチャンスを逃すことにもつながりかねないからです。

頻繁に起こりうる音トラブルには、大きく分けて主に3つ考えられます。

  1. 雑音やノイズが入り、声が聞こえない
  2. エコーやハウリングが発生する
  3. 発言者の声が大きすぎて、他の人の声が潰れる

それぞれの原因を考えてみましょう。

1. 雑音やノイズが入り、声が聞こえない

Web会議の際、生活音や囲の人の話し声、子どもの泣き声、救急車などのサイレンといった環境音によって会議相手の声が聞こえづらくなる課題が出てきています。

雑音やノイズが起こる場合、以下2つの原因が考えられます。

・マイクスピーカーの設置場所が適切でない

・サウンドデバイスが正しく設置されていない

マイクスピーカーの設置場所が適切でない

マイクスピーカーの設置場所が適切でないマイクスピーカーを使用している場合、例えば空調機やプロジェクター、プリンターなど、音の出る機器のそばに設置していると、ファンが回る音といった稼働音を収音してしまうことがあります。

複数人が参加するWeb会議用のマイクスピーカーは、上記写真のように、テーブルの中心など参加者の声を収集しやすい場所に設置しましょう。

自宅などから個人で使用する場合も、出来るだけ音の鳴る家電からは遠ざけて設置した方が良いでしょう。

サウンドデバイスが正しく設置されていない

USBならケーブルの接続不備、NFC接続ならスマートフォンの接続不備が原因として考えられます。

パソコンやタブレットなどデバイス内蔵のスピーカーを使用している場合、音の種類によって原因が異なります。

「ブツブツ」といった音が聞こえる場合は、接続部分にほこりがたまっていることが考えられます。また、「ブー」や「ピー」といったノイズが発生する場合は、接触不良またはジャック部分が劣化している可能性があります。

もし、接続不備や設定をクリアしても音トラブルが解決されない場合は、一度メーカーの点検・修理に出すことも検討しましょう。

2. エコーやハウリングが発生する

やまびこのように同じ音が響いてしまうエコーや、「キーン」「ウワンウワン」と嫌な音が反響するハウリングもWeb会議でありがちなトラブルです。いずれもマイクがスピーカーの音を拾って出力し、スピーカーのから発信されマイクが音を拾ってしまう、という悪循環で発生します。

エコーやハウリングの原因は以下の4項目が考えられます。

原因となっているスピーカーがある

特定のスピーカーが音を拾いすぎている場合があります。原因の機器を特定するには、一度使用しているすべての機器をオフにしましょう。順次電源を入れ直し、ハウリングやエコーが起きている機器がどれかチェックしてください。

マイクとスピーカーの距離

スピーカーとマイクの距離が近いせいで音を拾いすぎてしまうことでエコーやハウリングが引き起こされるケースがあります。

マイクスピーカーの音量

マイクやスピーカーの音量が大きすぎるせいでもエコーやハウリングが発生します。

同じ部屋で複数台の機器を使っている

同室で複数台のデバイスを通しWeb会議をおこなう場合、発言者以外がミュートでなくマイクとスピーカーをオンにしていると、エコーやハウリングが発生しやすくなります。

3. 発言者の声が大きすぎて、他の人の声が潰れる

3. 発言者の声が大きすぎて、他の人の声が潰れる

相手の声が大きすぎて、他の人の声が潰れる場合もあります。

イヤホンスピーカー、またはパソコン端末本体のボリューム設定、相手側の出力値の設定を確認しましょう。

ボリューム出力値を一度ゼロまで下げてみて、少しずつ大きくして確認していくことをお勧めします。途中でキーンという雑音が入る場合は、ハウリングなど別の問題が生じている可能性があります。

Web会議の音トラブルの解決方法7つ

それぞれ音トラブルの原因についてご紹介しましたが、ではどのような手段で、これらの音トラブルを解決できるのでしょうか。

ここでは、企業が今からでも検討できる方法を4つご紹介します。

1.簡単なハウリング予防

すぐにできる簡単な対処法でもハウリングを予防できる場合があります。

  1. マイクとスピーカーの距離を1メートル以上離す
  2. 同室・複数台でWeb会議をおこなう場合、発言者以外ミュートにする
  3. パソコン内蔵のスピーカーを使わず、イヤホンやヘッドセットを使う

2.音声品質の高いWeb会議システムを使う

Web会議での音トラブルをなくす一つ目の方法は、あらかじめ音質の良いWeb会議を使うことです。

Web会議システムの音質の良し悪しは、音トラブルに直結するため、慎重に選びましょう。音声品質の高いWeb会議システムを導入することで、雑音などのストレスに悩まされず、快適にWeb会議を行うことができます。

V-CUBE ミーティング

V-CUBE ミーティング

出典:V-CUBE ミーティング

V-CUBEミーティング」は、Web会議のクラウド市場で13年連続のシェアナンバー1の導入実績を誇る、人気の高いシステムです。

世界最新の映像・音声技術を採用し、クリアで高品質なコミュニケーションを実現。接続状況によって、送受信が可能な限りで最も高い映像品質に自動調節してくれるので、接続が途切れずスムーズなやり取りができます。

「V-CUBE ミーティング」では、世界最新の映像・音声技術「H.264/SVC映像コーデック」を採用しているため、Web会議中の音声もクリアに保たれます。

▼H.264 SVC (Scalable Video Coding)とは?

映像コーデックの1種で、少ないデータ量で動画を伝送するための動画圧縮規格です。テレビなどの大型画面でも高画質・高音質を保証する指標の一つです。

また、エコーやハウリングを防ぐ「エコーキャンセラー機能」、話者の音量のばらつきを均一にする「自動調整機能」を実装しています。

▼主な特徴

  • 安心・安全・高品質
  • マルチデバイス対応
  • 資料やパソコン画面を共有
  • アンケート機能
  • Office 365 連携
  • 多拠点・多人数で利用可能
  • 外国語会議でリアルタイム翻訳

基本機能について

zoom ミーティング

zoom ミーティング

出典:Zoom

Zoom ミーティングは、世界各国75万以上の企業や組織で利用されているWeb会議サービスです。

通信速度が比較的低速なネットワーク回線でも途切れにくく、音声の途切れがほとんどありません。

Web会議の開催にライセンスを取得する必要があるのは主催者のみで、参加者は会議アドレスへ招待されることで、ブラウザから誰でもWeb会議へ参加できます。

▼ライセンス別の主な比較表

 

Basic

(無料版)

プロ

ビジネスエントリー

エンタープライズ

契約ID数と価格(年間)

1ID

/無料

1〜9ID

/19,200円

10〜49ID

/24,000円

50ID以上

/お問い合わせください

グループ会議(3人以上)可能時間

40分まで

無制限

無制限

無制限

ホスト可能な参加者人数

詳細

100人まで

100人まで

(アドオン可能)

300人まで

(アドオン可能)

500人まで

録画

ローカル保存のみ

ローカル

/クラウド保存

(1GB/ ID)

ローカル

/クラウド保存

(1GB/ ID)

ローカル

/クラウド保存

(無制限)

13年連続Web会議の国内シェアNo.1(※)を獲得しているブイキューブが提供するZoom ミーティングの有料版では、ミーティングの映像や音声を録画・録音してクラウド保存しておくことが可能です。

投票機能ユーザー管理機能もついており、ビジネスシーンでも快適に利用することができるでしょう。

また、プランに問わずメールでのサポート体制を提供しています。エンタープライズプランでは企業に合わせて導入・運用を支援してくれるなど、利用者に最適なサポートが充実しています。

※「2020 ビデオ会議/Web会議の最新市場とビデオコミュニケーション機器・サービス動向」調べ

Zoom ミーティングを見る

Zoomの有料版を使うべきメリットとは?

Web会議ツールZoomの有料版を使うべきメリットについては、「Zoomの有料版を使うべきメリットとは?無料プランとの違いや決済方法を解説」のページでも詳しく紹介しています。ぜひあわせてお読みください。

V-CUBE セミナー

V-CUBE セミナー出典:V-CUBE セミナー

「V-CUBE セミナー」は、eラーニングやオンラインセミナーを安価かつ簡単に運用できるように開発された双方向コミュニケーションシステムで、最大10,000拠点に配信することが可能です。また、H.264エンコードによる高画質対応により、クリアな画像でWebセミナーを実施できます。

パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々な環境で視聴可能。ブラウザで視聴ができるため、受講者は専用アプリのインストールが不要です。

また、エコーキャンセラー機能が搭載されているので、受講者との双方向コミュニケーションも快適に行うことができます。

▼主な特徴

  • 最大10,000拠点に配信可能
  • 世界中から利用できる
  • 常に最新。誰でも使える
  • 理解度を向上させるチャットやアンケート
  • 配信サポートや専用スタジオ
  • 高画質
  • インストールレスで視聴できる
  • ビデオストリーミング配信の機能強化

特長について

VQSコラボ Business

VQSコラボ Business出典:VQSコラボ Business

「VQSコラボ Business」は、最大15拠点に対し、映像表示ができるほか、31拠点同時でWeb会議が開催できます。

音楽データを18分の1以下にできる圧縮技術「TwinVQ」を採用、直接対話しているかのようなリアルなコミュニケーションを実現できます。音質に加え、唇の動き(映像)と音声が同期する「リップシンク」にこだわった開発を行っています。

NTTと三菱電機が2000年に共同開発した暗号アルゴリズム「Camellia」により、通信は全て厳密に暗号化しているため、安心してWeb会議を行えます。なお通信の安定性を重視するため、ブラウザ型ではなくアプリ型のシステムとなっています。

▼主な特徴

  • マルチデバイス&クラウド対応
  • 最大15拠点に対し、映像表示
  • 31拠点同時でWeb会議を開催可能
  • 圧縮技術「TwinVQ」により高音質を実現
  • 暗号アルゴリズム「Camellia」による堅牢な通信セキュリティ

サービスページはこちら

3.安定したネットワークを通す

快適なWeb会議を実現するには、ネットワーク環境の整備が必要不可欠です。ネットワーク環境が悪ければ、会議途中で音声や画面がフリーズしてしまったり、そもそもWeb会議に参加できないといった問題が発生する可能性があります。

特にリモートワーク中、インターネットを介したコミュニケーションが主体となっている環境では、安定しないネットワークは仕事を進める上での致命傷となってしまうでしょう。

そこでまずは、現在使っている「ネットワーク速度」「データ通信量」の2つを見直しましょう。

ネットワーク速度

ネットワーク速度とは、インターネットの接続速度のことです。bps(bits per secondの略)という単位で表され、1秒間に転送可能なデータの量を表します。

Kbps⇒毎秒1000ビット

Mbps⇒毎秒100万ビット

転送できるデータ量が多いほど、高画質・高音質でWeb会議を実施することができます。

Web会議システムでは、それぞれ推奨値が定められています。「V-CUBE ミーティング」「V-CUBE Box」の場合は、下りが512Kbps以上、上りが384Kbps以上とされます。

下記のようなサービスを使い、現状の自社のネットワーク速度を調べてみましょう。

もしネットワーク速度が推奨値を下回るようであれば、今使用中のLAN環境を見直しましょう。

データ通信量

データ通信量は、アプリケーション、Webシステム利用時に消費されるデータ量のことです。データ通信量が多いほど、高音質・高画質なWeb会議を実現できます。「MB」「GB」といった単位が用いられます。主なサービスの1時間あたりのデータ通信量は以下のとおりです。

  • Skype 約2GB
  • Hangouts Meet(高解像度720p) 約770~1,520MB
  • Zoom 約500~1,450MB
  • LINE 約300MB
  • Microsoft Teams 約690〜810MB

※参考:株式会社インプレス

V-CUBEの場合は、常に接続状況を把握し、帯域状況に合わせて送受信が可能な最も高い品質の映像まで自動で引き上げ、時間単位でも最大のパフォーマンスを発揮します。

データ通信量は、契約しているネットワークのプランに依存しますが、規定以上のデータ通信を行うと制限がかかり、これがWeb会議の音質低下の原因になります。使用頻度や人数から逆算し、プランの見直しを行いましょう。

4. スピーカーの設定を見直す

マイクスピーカー、またはパソコン内蔵のスピーカーの設定を見直すだけでも、音トラブルが解消されることがあります。一部のマイクスピーカーに搭載されている「ノイズキャンセラー(ノイズリダクションとも)」を試しましょう。ノイズキャンセラーとは、ノイズをカットできる機能を指します。

3. スピーカーの設定を見直す

出典:Krispサービスページ

また、V-CUBEでは雑音やノイズを軽減するアプリケーション「Krisp(クリスプ)を提供しています。

一般的なイヤフォンなどに使われている騒音を打ち消す技術を用いたノイズキャンセリング機能とは異なり、入力音をディープラーニング技術によって「人の声」と「騒音」に分解し、人の声のみを送受信できるようにする独自技術を用いています。

Krispを使ってみる

4. 高性能のマイクスピーカーを使う

高性能のマイクスピーカーへの切り替えも、音ストレスをなくす方法の一つです。

今では、さまざまな機能が搭載されたマイクスピーカーが各社から発売されており、エコーキャンセラー、オートゲインコントロール、ノイズキャンセラーなど、機能性にも優れています。

おすすめのWeb会議用マイクスピーカー7選|製品選びのポイントとは?

Web会議の音トラブルを解決するマイクスピーカーについては、別記事「おすすめのWeb会議用マイクスピーカー7選|製品選びのポイントとは?」で詳しく紹介しています。

ノイズキャンセラー搭載のマイクスピーカー

V-CUBE デバイス Web会議 汎用型マイクスピーカー

V-CUBE デバイス Web会議 汎用型マイクスピーカー

出典:V-CUBEデバイス

スマートフォンに接続して使うことができます。バッテリー内蔵型で最大12時間連続通話可能。入力ボリュームの自動最適化、自動エコーキャンセリング、自動ノイズキャンセリング、複数拠点同時発話の対応など、豊富な機能が搭載されています。

本機1台で6名程度の会議室で利用できます。USB接続、Bluetooth接続対応。Zoom、Microsoft Teams、Cisco WebExといった他社のコミュニケーションサービスにも対応しています。

▼主な特徴

  • 320gと軽量で持ち運び用に便利
  • 集音範囲は最大2m
  • バッテリー内蔵型、最大12時間で連続通話可能
  • 自動集音レベル調整機能搭載
  • 自動ノイズ、エコー除去クロストーク対応
  • USB接続、Bluetooth接続

販売価格

28,000円(税抜)

サービスページはこちら

エコーキャンセラー搭載のマイクスピーカー

サンワダイレクト スピーカーフォン 400-MC020

サンワダイレクト スピーカーフォン 400-MC020出典:サンワダイレクト

巻き込み式コードのため、コンパクトに収納可能。本体裏面に滑り止めがついており、滑りやすい場所にも設置できます。集音範囲は2m360℃、エコーキャンセリング機能も実装されているから、ハウリングの心配もありません。

音量調整やミュートのボタンはタッチセンサー式なので、操作音も相手に伝わる心配もいりません。また、内蔵されているLEDライトにより、通話中やミュート中といった状況も目で確認できます。

▼主な特徴

  • USBポートに差し込むだけで手軽に使える
  • 操作音がしない、タッチセンサー式
  • 音をクリアにするDSP機能搭載
  • 巻き込み式コードで収納もかんたん

メーカー販売価格

10,980円(税込)

メーカーサイトはこちら

オートゲインコントロール(自動出力調整機能)付きのマイクスピーカー

ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-200

ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン YVC-200

出典:YAMAHA

内蔵バッテリーが搭載されており、最大10時間の連続通話ができます。ノイズを軽減する「ノイズリダクション機能」や、音量を自動調整する「オートゲインコントロール機能」が搭載されています。

USC接続、Bluetooth接続、NFC接続の3つの方法で接続可能です。YAMAHA独自の音声信号処理技術を搭載、遠隔地ともクリアな音声を保ち通話ができます。バッグにも収まるコンパクトサイズで、外出先など持ち運び用にも適しています。

最大88dBのスピーカー出力ができ、余裕のある音量を実現。エコーキャンセリングやノイズキャンセリングもついており、快適なWeb会議が行えます。

▼主な特徴

  • 内蔵バッテリー搭載、最大10時間の連続通話が可能
  • 小型軽量で、持ち運びにも便利
  • 音量を自動調整する「オートゲインコントロール機能」搭載
  • YAMAHA独自の音声信号処理技術を採用
  • 最大通信距離10m
  • 瞬間最大88dB

メーカー販売価格

30,000円(税抜)

メーカーサイトはこちら

5.ヘッドセットマイク一体型を使う

Web会議参加者が各自、ヘッドセットマイク一体型を使うのも音声トラブル解消に有効です。なぜならマイクが音を拾いすぎないで済むためです。ここでノイズやハウリングを防止できるヘッドセットを3点紹介します。

V-CUBE USBヘッドセット UH36

V-CUBE USBヘッドセット UH36

出典:V-CUBE

オンラインコミュニケーションをサポートするV-CUBEの「USBヘッドセット UH36」は、コールセンターでも採用されるオーディオ性能を備えたヘッドセットです。ノイズキャンセル機能やデジタル信号処理技術を備えているため、ハウリングの原因となりうる雑音も取り除きます。

ダイナミックEQやHD音声でクリアな会話を聞き取れるのも、Web会議に役立つポイントです。明瞭な音声のやり取りで会議はより一層活性化するに違いありません。軽くてソフトな付け心地のため、1日中ミーティングが続く日も快適に使い続けられます。

▼主な特徴

  • ダイナミック EQやHD品質オーディオ(20Hz-20kHz)を採用
  • ノイズキャンセリングマイクでハウリングしにくい音声環境を実現
  • 軽量設計とソフトイヤーパッドで快適な付け心地
  • USB-Aと3.5㎜ミニプラグ端子に対応

メーカー販売価格

10,778円(税込)

メーカーサイトはこちら

Jabra EVOLVE2 75

Jabra EVOLVE2 75

出典:Jabra

オーディオブランドのJabraから2021年10月に発売された「EVOLVE2 75」は、ノイズキャンセリング機能を搭載した無線ヘッドセットです。電子回路によって不要なノイズを軽減する機能(アクティブノイズキャンセリング)で、どんなに雑音の多い環境でもクリアな音声を届け、ハウリングを回避し、ハイパフォーマンスのWeb会議を実現します。

人間工学に基づき開発されたイヤーカップには、遮音性と快適性の高いイヤークッションが備えられました。音声トラブルのない快適なミーティング環境はもちろん、どんな場所でも集中できる状態を作り出したい方にもおすすめです。

▼主な特徴

  • 調整可能なアクティブノイズキャンセリング機能を搭載
  • 遮音設計でどんな場所も集中できる空間に
  • 8つのマイク内蔵でクリアな音声をお届け
  • バッテリー持続時間は1 回の充電で最長36時間

メーカー販売価格

41,800円(税込)

メーカーサイトはこちら

Poly VOYAGER FOCUS 2

Poly VOYAGER FOCUS 2

出典:poly

どんな場所でも働ける環境づくりのサポート企業Polyでは、ノイズキャンセルに強いヘッドホン「VOYAGER FOCUS 2」が人気です。3段階のハイブリッドアクティブノイズキャンセル (ANC)機能が、室内の家電の動作音や話し声などの雑音をシャットアウトします。

マイクにもプロ仕様の仕組みが施されているため、自分の声だけがはっきりと相手に届きます。だからこそハウリングの心配は限りなく低いといえるでしょう。Bluetooth接続だけでなく、USBで有線接続も可能です。

▼主な特徴

  • 3段階ハイブリッドアクティブノイズキャンセレーションで雑音除去
  • Acoustic Fence技術とマルチマイクノイズキャンセル機能でクリアな声を届ける
  • 最大19時間の連続通話が可能
  • 有線で使用すればバッテリーの延命になる

メーカー販売価格

オープン価格

メーカーサイトはこちら

7.個室ブースを導入する

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オフィスでのWeb会議で、周囲の話し声などが気になる場合にはWeb会議用の個室ブースを利用するのも1つの手段です。

個室ブースは会議室を増設するよりもコストを抑えられ、パーテーションなどと比べて防音性が高いのが特徴です。

個室ブースの詳細はこちらから:テレキューブ オフィス版個室ブース

まとめ|ハウリングや雑音を防いで、快適なWeb会議を実現

本記事では、Web会議で発生するハウリングやエコー、ノイズといった音トラブルの原因と対策法について解説いたしました。

音トラブルを解決するには、まずネットワークを見直し、続いてスピーカーの設定を行いましょう。それでも改善されなければ、お使いのマイクスピーカーや、Web会議システム自体に問題があるかもしれません。

高性能のマイクスピーカーや、音声品質の高いWeb会議システムの導入を検討しましょう。

Web会議中のノイズの原因は?

リモートワーク・テレワークの導入に伴い、Web会議の機会が大きく増加しました。こうした中、トラブルとなるのがノイズやハウリングなどの音のトラブルです。

Web会議での音のトラブルは設定や接続を見直すだけで解消できることもあります。

本資料ではこうしたWeb会議での音声トラブルの原因と解消法をまとめました。音のトラブルにお困りの方はぜひお役立てください。

book_voice_video_trouble_solution_guide

音のトラブルの解消法をまとめた資料は こちらからダウンロードいただけます

ブイキューブ
著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。