みなさまこんにちは。ブイキューブの菊地類(きくち・るい)です。ビジュアルコミュニケーションのエバンジェリスト、プロデューサーとして、主にEdTech(教育ICT)、ワークスタイル変革、地方創生などのテーマを担当しています。よろしくお願いします。

 

さて、前回の記事「断食の継続にも有効!?Moocなどeラーニングの完了率を高める秘訣」に引き続き、今回はデジタル時代に価値あるコンテンツとは何かを探っていきます。

コンテンツの価値の変化

デジタル時代に価値あるコンテンツとは何か探っていくうえで、まずはコンテンツビジネスの変遷から探っていきたいと思います。

音楽業界を例に振り返ると、2007年以降CDなどの音楽ソフトの売上は下降の一途を辿っています。


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出典:一般社団法人 日本レコード協会 発行「日本のレコード産業 2016」

http://www.riaj.or.jp/f/issue/industry/

 

なぜCDが売れなくなったのか。

 

原因を考えていくと、インターネットの発展と共に、ファイル共有ソフトなどが蔓延し、音楽ファイルが容易に大量にコピーされていったということ、TSUTAYAなどを始めレンタルサービスが普及し、購入しなくとも簡単に音楽を聞くことが出来るようになったことなどが上げられます。

 

例外的にAKB48グループなどはミリオンセラーを続けていますが、この場合のCDは、音楽を聞くためだけに購入している割合は限られています。CDを購入すると、握手券が封入されている、もしくは選抜総選挙の投票券が同封されており、握手をしたい、応援するアイドルと話す体験をしたい、投票によって応援しているアイドルの順位を上げたい、といった「体験」に価値を見出しお金を払っているわけです。

EXILEといった人気アーティストも、ライブ型のエンターテイメント重視の方針を打ち出し、「ダンスと音楽の融合」というテーマで、多くのパフォーマーをメンバーに入れるといった戦略で人気を博してきました。

デジタル時代では、コピーが容易なものには高額なお金を払わない

インターネットの発展とともに、デジタル化が進み、簡単にコンテンツのコピーが可能になった現状において、ではAKB48グループやEXILEといったグループはなぜ成功したのか。

 

答えはコピー出来ない価値を提供したからだと考えられます。コピー出来ない価値とは何かと考えると、「体験型コンテンツ」というのが一つの答えです。

「体験型コンテンツ」とは、CDを買ってアイドルの握手会に参加する、投票に参加する、ライブに参加する、といったことも「体験型コンテンツ」一例といえます。

これら「体験型コンテンツ」に共通するのは、コピーが出来ず、参加者が予想できなかったコンテンツになることがある、ということです。デジタル技術によってコンテンツのコピーが容易になった結果、コピーの出来ない予測できないものに、より高い価値を感じるようになったのだと考えられます。

 

 

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参加型ライブ動画に価値を感じる視聴者

ブイキューブが提供している「V-CUBE セミナー」というオンラインセミナーを利用して行われている、とある人気講師のセミナーを例にとってみます。このオンラインセミナーでは、ライブ動画と録画動画を選択して参加することができます。昨年度3回行ったセミナーでは、1,000人近くが参加・視聴し、そのうち録画動画を選択したのはわずか50人足らずでした。つまり参加者の9割以上がライブ動画での参加だったわけです。

いつでも自分の好きな時に閲覧できるなら、録画動画を選択した方が利便性が高いはずです。にもかかわらずほとんどの参加者がライブを選択する理由は、ライブだからこそ得られる、特別な体験を欲しているからに他なりません。

 

この人気講師のライブセミナーではクイックアンケートやチャットを多用しています。話者と参加者からの反応を受け取ることができ、参加者も話者に対してチャットやクイックアンケートを通して表現できるだけでなく、参加者同士がライブの進行に合わせてチャットで会話をすることでも実現できる。

 

V-CUBE セミナー」を活用したオンラインセミナーにおいて、参加者同士がチャットで盛んに交流したり、意見交換したりする様は圧巻です。

この講師のセミナーでは視聴料金が3,000円〜5,000円という価格に設定されているにも関わらず、双方向性のある体験型コンテンツに価値を感じ、多くの方が参加されたのではないかと思います。


V-CUBEセミナーを利用してどのように双方向性とライブ性を保っていくのか、また別の記事で詳しくご紹介致します。

 

V-CUBE セミナー Webセミナーのライブ配信や、 オンデマンドコンテンツの配信ができるクラウド型配信サービス



●事例紹介

株式会社大塚商会 様 取扱製品やソリューションのオンラインセミナーを8年間で1800コース実施、 参加人数は延べ3万人以上に



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